いつ雪は積もるのか…北海道内のスキー場はハラハラ…オープン予定すぎても気温高く
2023年11月20日 18:57 掲載
北海道自慢のパウダースノー…今年は雪不足になるのか…、気をもむのがスキー場です。中にはオープン予定を過ぎても開設できないスキー場もありました。
森唯菜アナウンサー)
「ふもとのこの辺りもしっかり雪が積もっているように見えますが、歩いてみると、深さは10センチほどです」
パウダースノーと広大なゲレンデが人気の札幌国際スキー場。先週金曜日にオープン予定でしたが、雪不足でいまだオープンできていません。
札幌リゾート開発公社松永健太さん)
「もう40センチ50センチほどないと中々オープンできない状況。どうしても雪を踏み固めて造設する関係上、最低でも1メートル近くは必要」
森唯菜アナウンサー)
「あちらは、そりなどで遊べる広場なんですが土が見えてしまっています」
先週後半は最高気温が10℃以上と平年よりも高い気温が続いていた札幌。
20日時点でもいまだ10センチほどしか積もっていないため、オープンは早くても、24日以降になる見通しです。
札幌リゾート開発公社松永健太さん)
「(今週は)市内でも雪が降る予報ですので、一定量の(雪が)確保できれば、オープンにこぎつけられる」
影響は道内有数の豪雪地帯、幌加内でも。
13日にはゲレンデに雪が積もっていたほろたちスキー場。
18日のオープン準備を進めていましたが、18日には9.4℃まで気温があがり雨が降ったことで雪が溶け始めていました。
そんな中、すすきののホテルにスキー場気分を味わえるお部屋が誕生しました!
OMO3札幌すすきのby星野リゾート高田春奈さん)
「こちらが夜更かしスキーヤーズルームです。スキー旅行から帰ってきたあともそのままワクワクを感じられるようなお部屋で、自分で持ってきたスキー用品と一緒に部屋の中で過ごせます」
またホテル内には、札幌国際スキー場開業当時のゴンドラも!
奥田勤記者)
「テンションあがりますよこれ!」「この空間ちょうどいいですね、広すぎず」
こたつで温まりながらお酒やおつまみ片手に楽しむことができます。
「では乾杯しましょうか」「乾杯!」
多くの市民に親しまれてきたスキー場ですが近年は課題もあります。
りんゆう観光高橋智樹さん)
「一番メインのリフト(1979年製)リフトなので、多くのお客様が滑ってきて、乗っていくことになります」
1960年開業の札幌藻岩山スキー場は現在、ゲレンデやロッジの運営を複数の事業者が担っているため老朽化した設備の更新がままならない状況です。
札幌市は新たな事業者を公募するための現地見学会を開きました。
参加したリゾート運営会社)
「市内からのアクセスの良さはピカイチだと思います」
参加したインバウンド系観光会社)
「厳しいところはやはり採算がとれるかどうか」
公募は来年2月を予定しています。
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