政界きっての“オタク”が掲げる「地方創生」に期待 北海道と自民党・石破新総裁とのつながり
2024年 9月30日 18:43 掲載
総理大臣になることが既定路線の、石破茂・自民党総裁。
実は北海道とも深いつながりがありました。
石破茂地方創生担当大臣(当時)
「高校生の頃、修学旅行で行って、毎日毎日が感動だった。」
2015年、HTBの番組で北海道への思いを熱く語っていました。石破茂地方創生担当大臣(当時)「だから新婚旅行は北海道を選んだのね」修学旅行で訪れ、ハネムーンでも北海道を選んだという石破総裁。
自身のYouTubeチャンネルでもこの思い出についてたっぷり語っていました。
石破茂衆議院議員)
「迷うことなく新婚旅行の地は、北海道を選びました。サロマ湖、摩周湖、オンネトー、ペンケトウ」
そんな石破総裁が力を入れている政策のひとつが「地方創生」です。
2015年、地方創生の担当大臣として夕張市を訪れ、当時の鈴木直道市長の案内で石炭博物館や炭鉱で出た石を積んでできたズリ山を視察しました。
石破茂衆議院議員)
「北海道のこれから先を語るにあたって、JR北海道の再生は欠かせません」
「厳しい気候、非電化区間が多い。その中を重いディーゼルカーが疾走する」
政界きっての「オタク」として知られる石破総裁。
大の鉄道ファンです。
おととしには宗谷線が走る名寄市で、地方のローカル鉄道のあり方について講演。
実際に宗谷線に乗車もしたそうです。
宗谷本線活性化推進協議会武田佳和さん)
「霞が関にいるだけで鉄道を残すっていうことではなくて、ちゃんと現場を見てみたいと」「鉄道を単純に残す残さないということではなくて、政策としてしっかり取り組まれる総裁になっていただければと期待しています。」
鉄道のみならず、プラモデルにも精通。
プロのプラモデル製作者熊谷武彦さん)
「このキット組みにくいよね~とか。そういう風に、作っていないとわからないことを知識として持っていらっしゃる方でしたね」
2015年、稚内で行われたプラモデルの展示会。無理を承知で招いたところ石破総裁は快諾して訪れたといいます。
プロのプラモデル製作者熊谷武彦さん)
「SPの方も「大臣、そろそろお時間です」といっているんですけど、聞こえないふりをしてずっと見てました」「心が豊かにならないと、趣味ってできないじゃないですか。国全体が豊かで幸せな世界になってほしいなと思いますね」
北海道については、かつて、ユーチューブでこんな発言もしていました。
「私石破茂は、北海道の皆様とともに、新しい日本をつくっていきたい。そのように心から願っております」
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