北朝鮮がICBM級の弾道ミサイル1発を発射 北海道奥尻島の西(EEZ外)に落下…北海道内に緊張広がる
2024年10月31日 12:46 掲載
31日朝、北朝鮮が日本海に向けてICBM級の弾道ミサイル1発を発射、道内にも緊張が広がりました。
■本吉智彦記者:「道庁の危機対策局です。ミサイル発射の情報を受けて職員が情報収集に追われています。」
北朝鮮は31日午前7時11分ごろ、ICBM級の弾道ミサイルを発射し、午前8時37分ごろ、奥尻島の西の日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと推定されるということです。
いまのところ周辺を航行する漁船への被害は確認されていません。
■鈴木直道知事:
「道民の皆様の安全、安心に対し、きわめて深刻かつ重大な脅威であります。関係部局においては引き続き警戒に万全を期していただくよう指示をします。」
道南の漁師からは不安の声が上がっています。
■函館市の漁師:「(落下地点周辺に)行っている人もいる200トンの船が行っている。怖い。逃げようがない。」
ミサイルはこれまでで最も長い86分飛行していて、政府は北京の大使館を通じて北朝鮮に対し抗議したと発表しました。