10年以上繰り返し…産業廃棄物をより安く処分できる一般ごみに混ぜ不法投棄したか 会社代表を逮捕 小樽市
2024年11月28日 16:23 掲載
産業廃棄物を一般ごみに混ぜて小樽市内のごみ処理場に不法投棄したとして廃棄物の収集や運搬を行う会社の代表が逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは小樽市内で廃棄物の収集や運搬を行う「大森産業」の代表取締役・大森富美雄容疑者(74)です。
大森容疑者は今年5月、食品製造工場で回収した野菜くずや食肉の加工で排出されるごみなどの産業廃棄物を一般ごみに混ぜて、小樽市内のごみ処理施設に不法投棄した疑いが持たれています。
大森容疑者は警察の調べに対し「産業廃棄物である動植物性残さに一般廃棄物を混載していたのは事実です」と容疑を認めているということです。
警察によりますと大森容疑者は10年以上にわたり繰り返していたとみていて産業廃棄物よりも安く処分できる一般ごみに混ぜることでこれまでに1000万円ほどの差額を受け取っていた可能性もあるとみて調べています。