新千歳空港で重大インシデント 貨物機の着陸直前に滑走路に車両が進入
2024年11月30日 08:29 掲載
28日、新千歳空港で飛行機が着陸しようと接近していたにも関わらず滑走路に車が進入しました。国土交通省は大きな事故につながる恐れのある重大インシデントとして調査をはじめました。
深夜の新千歳空港の様子をとらえたHTBの情報カメラの映像です。滑走路を横切った1台の車両そのおよそ1分後、貨物機が着陸しました。
28日午前0時頃、成田空港を出発したスプリング・ジャパンの貨物機が、管制塔から許可を受け、着陸しようとしている最中に誘導路の工事をしていた車両が滑走路に進入しました。
国の運輸安全委員会によりますと、この車両は新千歳空港を管理する北海道エアポートから委託を受けた工事の作業中で滑走路を横断する際に必要な管制官への確認を怠っていたということです。
運輸安全委員会は早ければ30日午後にも現地で調査を始める予定です。