「通院できなくなる」市民から反発の声も “敬老パス” 市長と意見交換会 市長「若い世代の負担が」 札幌
2024年11月30日 18:03 掲載
市民から反発の声もあがっている札幌市が検討中の敬老パスの見直しについて、市は秋元市長と市民との意見交換会を行いました。
札幌市が主催した意見交換会には20代から80代の市民、およそ170人が参加しました。市は高齢者の増加でいまの敬老パスを維持するには、財源に課題があるとして対象年齢や利用上限額の見直しなどを検討しています。
市民)
「病院にも通院できなくる非常に困っています」
秋元市長)
「(将来的に)持続可能な形ではない。1人あたりの負担額で見たときに若い世代の負担が増える」
市は新たな敬老パス制度を2026年度以降に導入し、2030年度をめどに将来的に残すかどうかを判断する予定です。