北海道 南部を中心に暴風雪 江差町と八雲町では強い風により住宅の屋根が飛ぶなど建物の被害7件
2025年 2月 5日 15:52 掲載
前田愛奈記者)
「現在も強い風が吹いています。強風の影響で建物の2階部分の外壁がはがれたということです」。
外壁の一部がはがれ、中の断熱材も見えています。低気圧が発達しながら北海道の西を進んでいる影響で、道南を中心に暴風雪となっています。
道によりますと、江差町と八雲町では強い風により住宅の屋根が飛ぶなど建物の被害が7件報告されているということです。
住民)
「いつもよりは(風が)かなり強かったですよ。台風より酷いかもしれません」、「(除雪を)やらないと明日仕事に行けないと思って、今一生懸命やっているんだけど」。
最大瞬間風速は午後6時までに、松前町で28.1m、小樽市で26.7m、江差町と奥尻町で26mを観測しました。
江差港と奥尻港を結ぶフェリーは全便が欠航になりました。また、渡島地方や桧山地方の小中学校など33校が臨時休校となりました。
道南や後志地方では、6日明け方にかけて猛吹雪や吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。