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備蓄米放出!コメ価格高騰に歯止めなるか? 道産備蓄米の倉庫をHTB初カメラ取材 今月中に店頭へ

コメの価格が高止まりする中、12日まで政府の備蓄米の入札が行われました。道産の備蓄米が保管されている倉庫をHTBが初めて取材しました。

櫻井靖大記者)
「こちらの倉庫には大きな袋が保管されていますが、こちら全てに米が入っています」。

ここは、北海道のとある場所にあるコメの倉庫。去年道内で収穫されたおよそ1760トンの「備蓄米」が保管されています。大きな袋1つにおよそ1トンのコメが入っています。今回、HTBが初めて報道機関として倉庫の内部の取材に入りました。
コメの品質を保つため、倉庫の中は常に気温15℃以下、湿度60%から65%に管理されています。政府の備蓄米は、10日から12日まで15万トン分の入札が行われました。このうち1万2500トンが北海道内に備蓄されている道産米です。この入札に北海道で唯一参加していたのがホクレンです。

ホクレン)
「消費者の方々へ北海道米を届ける思いで入札に参加。若干なりとも消費者米価が下がって供給できるようになればいいこと」。

井元小雪記者)
「北海道産のコメ、5kgで3500円を超えています。他のコメも軒並み3500円台、3900円台になっています」。

札幌市豊平区のスーパー。去年の同じ時期と比べてほぼ倍の値段でコメが販売されています。

客)
「めちゃくちゃ高いです。」、「家計的にも苦しいですよね」。

札幌市が調べたゆめぴりか5kgの平均価格です。去年1月の2640円から少しずつ値上がりし、深刻なコメ不足や生産コストの高騰により去年10月に急上昇。いまも高止まりが続いています。今後、スーパーなどに入荷される備蓄米。販売価格はどれくらい下がるのでしょうか。

キテネ食品館 中塚誠社長)
「希望としては2990円(税抜)とかで5kgを販売できるといいなと」。

今回、出回る備蓄米は2023年以降に収穫されたコメです。店では「備蓄米」と記載して販売されることはなく、同じ銘柄のコメに混ぜて販売されるということです。

キテネ食品館 中塚誠社長)
「『ななつぼし』であれば、『ななつぼしブレンド』という形で販売するというような形になるかなと」。

ホクレンは今回、落札した量については確認中だということですが、「備蓄米」を含むコメは今月中に店頭に並ぶということです。

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