「他人事」「家族をないがしろ」…知床沖沈没事故訴訟で家族、運航会社社長に怒り 初弁論後の記者会見で
2025年 3月13日 19:36 掲載
知床沖の観光船沈没事故で乗客の家族らが運航会社と社長に対し損害賠償を求めている裁判。先ほどから初弁論を終えた家族が会見を行っています。
乗客家族)
「なにも反省していないというのが見てわかる通り。こそこそ逃げているような、家族をないがしろにしているようなそんな状態で、目も合わせられないような状態、会話もできないような状態に私からは見受けられました」。
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「現実を直視するのが怖い、家族が亡くなったのを意識するのが怖い、恐怖という心境があります。それとは別に桂田氏に対して強い怒りの感情はあります。時間が経つごとに怒りが増してくるような想いは今もなおあります」。
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「他人事感を感じて怒りがさらに増えた。船に乗った私の家族はいまだに見つかっていません。乗っていた家族に伝えられるなら、もし船に乗る前に戻れたら『その船に乗るんじゃねえ』と怒鳴ってやりたい」。