専用アプリで開閉時間をカスタマイズ!障害がある人にやさしい自動ドア 札幌市身体障者福祉センターに導入
2025年 4月 9日 17:53 掲載
札幌市の施設に障害がある人などに応じて作動する自動ドアが設置されました。道内で初めての導入となります。
今月1日に札幌市身体障害者福祉センターに導入された「ミライロドア」。障害がある人や高齢者など利用者にあわせて動く自動ドアです。
大原麻潤記者)
「専用のアプリを使うと扉が開く速度や扉が開いている時間を選択できるようになっています。
事前にスマホの専用アプリで利用者が障害などにあわせた設定をしておきます。そのスマホをもって「ミライロドア」に近づくとセンサーが反応して通常よりも手前でドアが開いたり、閉まるまでの時間が長くなったり、開閉状態などを音声で知らせてくれたりします。
道内での「ミライロドア」の導入は今回が初めてで、全国では2例目だということです。右足が義足で普段は杖を突いて移動している方にも好評です。
札幌市身体障害者福祉協会 浅香博文会長)
「こういう風な形で安全安心が一つでもはかられればより安心してここに来られる方が増えるのかなと期待している」。