「道議生活34年目で質問わずか4回」 新議長に自民党・道民会議の伊藤条一氏選出 第2回定例道議会
2025年 6月17日 18:10 掲載
第2回定例道議会が開会し、新たな議長に当選9回のベテラン道議、自民党・道民会議の伊藤条一氏が選出されました。
伊藤条一議長)
Q(議長室の)椅子に座っての気持ちは?
「責任の重大さを痛感しています」
17日に開会した第2回定例道議会。自民党・道民会議の伊藤条一道議が議長に、民主・道民連合の梶谷大志道議が副議長に選出されました。
札幌・白石区選出の伊藤氏は、1991年に初当選し現在、9期目。道議生活34年目ですが、議会で質問に立ったことはわずか4回しかありません。17日の就任会見でそのことについて問われた伊藤氏は。
伊藤条一議長)
「地域の課題とか頼まれても担当の部局の方に部屋に来ていただいて説明を受けたり、お願いをすることが多くなってしまいましたので、質問回数は間違いなく減ったということで、議員としてちょっと恥ずかしい思いは抱いております」
議長の任期は2年間。泊原発の再稼働や「核のごみ」の最終処分場選定の問題など重要な判断を迫られる見込みで、議会のトップとしてどのように向き合うか注目されます。
伊藤条一議長)
「議会の公正、円滑な運営に全力をあげ、道民の期待と信頼に応えるべく、最善の努力をしてまいります」