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再生医療 画期的治療法が札幌医大から世界へ

2019/01/11(金) 19:04 掲載

 自分の細胞の力を使って改善するという画期的な治療法「再生医療の最前線」についてです。医療の常識を覆す脅威のメカニズム「再生医療」について札幌医科大学神経再生医療科本望 修教授にお話を伺いました。
 事故など首や背骨に強い力がかかることで起きる脊髄損傷は、道内でも毎年200~300人が患者となり、半数ほどの人に重い後遺症が残っています。
 しかし、昨年末に希望の光となるニュースが飛び込んできました。世界で初めての傷ついた脊髄の神経を再生させる治療、「ステミラック注」が厚労省に販売を認められました。
 札幌医科大学と医薬品メーカー(ニプロ)の共同開発で、申請からわずか半年という異例のスピードでの承認でした。
 「ステミラック注」は、安全性に優れていて、高い治療効果が期待できることが特徴です。患者に投与するわずか40ミリリットルほどの液体の中身は患者自身の細胞を培養したものです。人の骨髄液のなかには千分の1の割合で「間葉系幹細胞」という細胞が存在しています。この間葉系幹細胞は、内臓・血管・神経など何にでも分化できるため「万能細胞」とも呼ばれています。
 「ステミラック注」は、患者の骨髄液から間葉系幹細胞だけを取り出し、およそ1億個まで増やし点滴で体に戻す治療法です。大量の「万能細胞」はすぐに全身に広がり、脊髄の損傷部で血管や神経細胞を再生するとされています。
 脊髄を損傷したらもう二度と元に戻らないという常識が覆されたのです。
 副作用は全然ありませんでした。最も回復した人では、寝たきりから歩いて退院しました。
 
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