【中継】日高・震度5弱の様似町西町 飲食店の建物が崩れる被害も
2025年12月 9日 11:11 掲載
■高橋純暉記者
日高の様似町西町の飲食店前に来ています。さきほど、この場所でも地震がありました。私たちが準備している最中、地面が揺れ、電柱や電線が揺れているのが確認されました。私の後ろにある飲食店の建物の後ろの方を見てみますと、壁が崩れ、中がむき出しになっているのがわかります。この飲食店を営む女性によりますと、きのう(8日)午後11時15分ごろ、地震発生直後に、建物が崩れる音が聞こえ、きょう(9日)午前1時半ごろに様子を見に来たところ、このように無残な状態になっていたということです。
他にも崩れている場所があるかもしれないということで、夜が明けてから詳しく確認し、営業するかどうかを判断するということです。
また、私はここに来る途中、日高町の避難場所の一つ、門別総合町民センターでも避難の様子を取材させていただきました。
きのう(8日)午後11時27分に、こちらの避難所が開設され、中で暖房器具や毛布などで暖をとったり、駐車場の車内で待機するなど、最大でおよそ220人が避難しました。
避難してきていた88歳の男性は、「寝ているときに携帯電話の緊急地震速報が鳴った。防災無線で津波警報による避難の呼びかけを聞き、妻と車で避難してきた。避難所は落ち着いた雰囲気で、町の対応も早くて助かった」と話していました。
午前2時45分に津波注意報に切り替わり、さきほど津波注意報は解除されましたが、今後も地震が発生する可能性もあり、住民の不安は続きそうです。



























