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サッカー元日本代表監督トルシエ氏、仁木町のワイナリー訪問 北海道のメルローの可能性と日本代表への期待

今月19日、北海道仁木町にあるワイナリーに元サッカー日本代表で監督を務めたフィリップ・トルシエさんが訪れ、地元の醸造家らとワインを通じた意見交換を行いました。

フランスのボルドー地方、サンテミリオンでワイナリーのオーナーを務めるフィリップ・トルシエさん。
トルシエさんといえば、サッカー日本代表の監督を務め、2002年の日韓ワールドカップでは史上初の決勝トーナメント進出に導きました。

現在はワインの生産者として活躍するトルシエさん。この日はニキヒルズワイナリーを見学したほか、町内に3つあるワイナリーの担当者から北海道の気候を生かしたワイン造りについて、プレゼンテーションを受けました。

トルシエさんには北海道のワインはどのように映ったのでしょうか。

トルシエさん)
「フランスも今、春だが、温暖化の影響で、ブドウの生育がかなり進んでいるんだ。ここでは今、つぼみが出て開花前の段階のようだが、フランスではすでに開花が終わっている区画もある。すでに小さな房ができ始めているんだよ。北海道は冷涼な地域だが、温暖化によって土壌に温かさがもたらされれば、将来的には非常に素晴らしいメルロー(ブドウの品種)ができる可能性があるんじゃないかな」。

会場で注目を集めたのはトルシエさんが生産したワイン。名前の由来にはトルシエさんらしいある名づけ方がありました。

トルシエさん)
「「グラン・ブルー」と「フラット3」についてですが、グラン・ブルーは伊藤と堂安といった感じかな」「そしてフラット3は、三笘と中村といったところでしょうか」。
「このように選手の名前を挙げることで、ワインが何を表しているのか、具体的にイメージしていただけると思うんです。ソムリエはチェリーの香りだとか、ブラックベリーの香りだとか言うでしょうが、私にはそういう専門知識はありません。だから、選手の名前で言う方が、皆さんに伝わりやすいと思うんです」。

世界基準のワインに触れ、仁木町の醸造家も刺激を受けたようです。

ニキヒルズワイナリー総支配人)
「今回サンテミリオンのメルローとも比較して、やはり、そのテロワール(気候)の大切さ、それでワインの香りや味わいも、余韻もこんなに変わってくるものかというところが非常に印象深かったですね。仁木町、サンテミリオンがうまく提携して、新たなものがコラボして、新たなものが作りだされていければと感じました」。

いよいよ来月に迫ったワールドカップ。かつて日本サッカー界の歴史を塗り替えたトルシエさん。どのような期待をしているのでしょうか。

トルシエさん)
「三笘と南野の不在は、日本チームの攻撃面にマイナスの影響を与えるでしょう。その代わり長友や冨安、遠藤といった、より成熟した選手が選ばれている。最初のオランダとの試合は非常に大切な試合で、そこで彼らのような経験があってリーダーシップが取れてチームに信頼感を与える選手を出してきているのでその選択は私は全面的にリスペクトします」。

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