STORY

SURF ISLAND RISHIRI [ 2007年10月25日(HTB)放送分 ]

[出演者]
松井克師・渡辺敏哉・山内一志・中川賢史・佐藤メジャー洋久

[内容@]
最近、サーファー達の間で話題になっているのが「RISHIRI WAVE」。
最北のサーフスポット「利尻島」の素晴らしさを紹介するHPです。
情報を発信しているのは地元出身の渡辺敏哉。
湘南でサーフショップを経営していましたが、17年前に帰郷。
以来、島のポイントを開拓しながらサーフカルチャーを作り上げて
きました。今回、松井克師は渡辺のガイドで2年ぶりに島を訪れます。
同行してくれたのは、日本各地を車で移動、宿泊しながら横乗りを
楽しむCar Danchi・山内一志。釧路出身のライダー・サットこと中川賢史。
そして、3度のメシよりサーフィンが好きという佐藤メジャー洋久の3人。
朝から夕暮れ時まで、この日本海に浮かぶ小さな島の波を攻めまくりながら
HAPPYな時間を過ごす一行の様子を紹介します。

[内容A]
TOYOTA BIG AIR DESIGN PROJECTが始動!
昨年に引続き、NO MATTER BOARDとコラボレートします!!
TOYOTA BIG AIRのキービジュアルを番組MC松井克師と
ノーマターTシャツのデザインでお馴染みのデカチョウこと
吉田尚弘が中心となり製作を開始!!
悩んだ末に作り上げたデザイン候補は4種類。
今回はいよいよその中からデザインを決定します!


MUSIC

Time Code Song + Artist + Album
0:00:00→ OP

LAST LETTER

by SERVICE ACE 「LOTS OF LUCK」

0:01:27→ 利尻島へ

Intro

by Y Society 「Travel At Your Own Pace」

0:02:43→ 旅の仲間紹介

Key of Life

by Caravan 「PANORAMA VISION」

0:07:24→ シオリちゃんに到着

CITY OF RIVERS [RIDING THE B TRAIN]

by Jazztronik 「en:Code」

0:08:03→ 山内&中川 波乗り

Wake up,make up,bring it up,shake up

by THE YOUNG PUNX! 「YOUR MUSIC IS KILLING ME」

0:11:17→ 松井・佐藤・渡辺 波乗り

THE PRETENDER

by FOO 「FIGHTERS」

0:16:57→ 宿で夕食

she's got the time

by newton faulkner 「hand built by robots」

0:17:55→ RISHIRI WAVE 事務所にて

I can see the light

by the guitar plus me 「777」

0:19:46→ 2日目の波乗り

Barbeque

by Alo Animal Liberation Orchestra 「SURF TIME」

0:24:07→ TBAデザインプロジェクト

BELIEVE IT

by SERVICE ACE 「LOTS OF LUCK」

0:26:18→ END

七色スタイル

by smarttail 「green note」

DIARY

横乗り好きなスノーボーダー達は、どこにでもいる。
スノーボード、スケートボード、サーフィンをまとめて
3S(スリーエス)と言うくらい、ひとまとまりになっている。
3Sを好きなライダーも多くて、僕もその一人。
なんで横乗りなの?と聞かれたら、特に・・・って感じもするが、
純粋に楽しいからだと思う。
3Sをしない人達は、横乗りは結構似てるから
すぐできるようになると思いがちだが、それは違う。
確かに似てる部分というのはあると思うが、
似てない部分が多い分、どっぷりはまる人も多い。
当たり前なのだが、

スノーボードは、雪の上
スケートボードは、コンクリートや木の上
サーフィンは、水の上

フィールドで考えたら、全く違うもの・・・
そうです。全く違う部分も多い為、感じ方も違うし伝わり方も違う。
スノーボード、スケートボードは初心者でも何回も練習ができ、
初めから板の上に立てるものだが、サーフィンだけは特に違う。
立つまでにしなきゃいけないことがヤマほどあるのだ。

まず、パドル!これは腕のみでこぐというもの。
そして、ドルフィン!波がきたらその下をくぐり抜けるというもの。
さらに、波待ち!アウトに出たら、板にまたがり座るというもの。

まだ細かいものもたくさんあるのだが、これを全てクリアし、
初めて波に乗れる動作につながるのだが容易ではない。
サーフィンしてる人に聞くとわかると思うが、
間違いなく難しい過酷なスポーツだと思う。
この他に、波は毎回違う形をしてる為、同じ波で練習ができない。
つまり二度と同じ波はこないのだ。
更にサーフィンのルールで、
基本は一つの波に対して一人しか乗ってはいけないというのだ。
順番に乗るものではなく、最初に乗った人の波になるというわけ。
上手い人は、より波を捕まえるのが早い為に、
下手な人ほど波を捕まえることが困難で練習にすらならない。
とても繊細でシビア。
上手い人はどんどん上手くなるが、下手な人は・・・
だから、上手くなるためにとても時間がかかり、
一朝一夕にはいかない。
コンディションも重要で、波のサイズが様々だったり、
風がびゅうびゅうだと波の形も悪くて難しく、
なかなか立つことができない。
その分、もしちょっとでも板の上に立てることができたのなら、
必ず今までにない気持ちになれるのだ。
でもそんな人達の為に、乗りやすい板もあるので安心を!
自分も動いていて、波(地面)も動いていることって
生きてるってことでしょ。大変なことが多い分やめる人も多いが、
やめない人ほどガッツがある。

長くなってしまったが、そういうのがサーファーだったりする。

今回のライダーはナチュラリストの山さんこと、山内一志。
さわやかフェイスのさっとこと中川賢史。
横乗りバカ1代メジャーこと佐藤弘久で利尻を満喫してきた。
ガイドは昔、ノーマターでバックカントリーでも案内してくれた渡辺敏哉さん。
湘南でサーフショップをしていたのだが、
地元利尻に戻りサーフポイントを開拓していったアクティビティ好きな人物。
ナイスな兄ちゃんって感じで、とてもいい人だ。
島の人達も温かく、いろいろ世話をしてくれてうれしいことだらけでした。

日本に島がいくつあるかなんて、僕は知らない。
そして日本の島で、いくつサーフポイントがあるなんてもっと知らない。
そんなサーフポイントで、
今回の利尻というのは間違いなく日本最北端だ。
一周するのに車で一時間のこの島は、
一番遠いポイントでも30分にしかならないからびっくりする。
ロケーションも波も半端ない!
それに、美味いメシがついてきたらサイコーです。
来年も是非、島に行く時間作るんだろうな・・・
サーフィンすることで、気持ちや体力のオフトレで強くなれるこの遊び。
僕はスノーボード、スケートボードと同じように
ずっとやっていくんだろうな・・・