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46歳、両側乳がんになりました⑫ "ホットフラッシュ"

コラム

阿久津友紀

2020/03/25

検査・告知・手術・仕事復帰・これからのこと・・・誰かのお役に立てればと綴ります。つながりも増えました!ご縁に感謝です。

 日々体調が変わる今日この頃。コロナウイルスも持病モチにとっては脅威でございます。

ましてや抗がん剤を投与されている方々のご心配を思うといかばかりかと思います。

白血球は大事でして、感染症はかからないに越したことがなく、特に間質性肺炎は避けたいところです。落ち着いて出歩けるようになればいいのですが、通院も恐怖に感じておられる方もいると思います。

 きょうは暑かったり、寒かったりする、、、今私を一番悩ませている、ホットフラッシュのお話です。まさに更年期障害が先にやってきた、、、とみなさんが口をそろえていう、あの"ホトフラ"です。

 私はホルモン療法で投薬とリュープリンという卵巣機能を止める注射を打っております。

ホルモン依存性がある方はみなさんどこかの段階でホルモン療法です。リュープリンは閉経前の方にはよくある標準治療。私の場合は閉経が近づいている年代ではありますが両側乳がんなので、と医師が追加しました。代わりに抗がん剤という選択肢ももちろんあったのですが、かなり高いホルモン依存度でしたので、この選択です。本当に乳がんはひとりひとりどこにできたのか?リンパ節へはどうか?その他への転移は?大きさは?組織のタイプは??などなど・・・・。これによってひとりひとり異なるので、治療方法の選択も悩みますよね。自分のがんが何なのか、悪い子なのか(いい子はいないと思うのですが・・・優しい子はいるみたい、です)どうなのか。

困りますよね。

さらに、この副作用も本当に人によって出方も、程度も違うわけなのです。おんなじ薬なのにね。私は手術前とても冷え性でした。でも手術後からは急に温かい手の人になりました。

さらに、ぼおおおおおっとなる、赤ら顔の時間が長くなりました。でも冷え性だった時代の方が実は身体は不調だったので少し楽になった感はあります。それでも熱くなる前には一回、冷えがきます。。。私の場合はホットフラッシュより、コールドフラッシュの方が身体に応えるなあと。

 先輩患者さんいわく、本当の更年期の方がラクだそうなので、前向きに受け止めたいと思っています。

(動画もご覧ください)

それにしても薬が効いてるのか効いてないのかもわからないし、いつどうなるかもわからない。いま効いていたとしてもどこで薬の耐性ができて、効かなくなるのかもわからない。みんな不安があります。

そんな中ですが悩んで立ち止まっても、悩まないでいろいろやったほうが思い出もできますし、いまの精神状態は比較的良好です。

私の体験したことが誰かのお役に立てるかもしれない、とドキュメンタリー番組を制作することになりました。(時間差の全国放送)御覧いただけるとうれしいです。実はただいま絶賛編集中・・・・です。

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この記事を書いたのは

阿久津友紀

乳がん生活綴っています。テレメンタリーも是非御覧ください。