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「愛踊祭2019」北海道エリア代表決定戦を全力レポ!

アイドル

乗田綾子

2019/07/08

全国のアイドルたちが国民的アニメソングを課題曲に、No.1の座をかけてステージで熱く競い合う「愛踊祭(あいどるまつり)」。今年で5年目を迎え、参加者からメジャーデビューアイドルも生まれるなど年々注目度が高まっているこのコンテストですが......

こちら北海道でも7月2日、札幌の北方圏学術情報センターPORTOにて、ついに令和最初となる「北海道エリア代表決定戦」が開催されました!

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この熱戦の模様はすでに7月4日放送のHTB「イチモニ!」でもいち早くお伝えしていますが、SODANEではさらに番組内で紹介しきれなかった、道産子アイドルたち全10組の姿を今回全力でレポート。

また合わせて、当日のコンテスト終了後にサプライズで発表された"北海道エリアだけの特別賞"についても、記事の最後に詳しくご紹介します。

■今年の代表は誰だ!?北海道で頑張る全10組の出場アイドルたちを一挙紹介!

事前の書類審査を通過し、この日の北海道エリア代表決定戦に臨んでいたのは全10組のアイドルたち。いずれもそれぞれの夢のため、この北海道で日々レッスンを重ね、ステージに立っている女の子たちになります。

1 現役専門学校生による"全力背中押し系"アイドルユニット「*Happeace↑」

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まずこの日トップバッターとして登場したのは、深緑の制服がステージに映える*Happeace↑。実は彼女たちは同じ芸術系専門学校に通う、未来のスター候補生でもあるんです。「この小さな星を幸せいっぱいで平和にしたい」というコンセプトの通り、普段から"全力背中押し系アイドル"として活動している彼女たち。エリア代表決定戦でもスタートから堂々としたパフォーマンスで、会場のムードを一気に盛り上げてくれました。

2 "暇さえあれば寝ていたい" ゆるゆるクリエイターアイドルユニット「たおみりん」

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続けてステージに登場したのはたおみりん。キャッチコピーの「働くことに後ろ向き」そのまま、この日もパジャマを模した衣装で、2人+1人(?)の個性溢れすぎるステージを披露していきます。しかし一見ゆるゆるな雰囲気の彼女たち、実は楽曲やグッズ制作などを全部自分たちで行っているという、クリエイターな一面も!審査員からもその確固たる世界観、そして溢れるクリエイティビティには、高い評価の声が上がっていました。

3 焼肉の街・北見が生んだ日本最北端のアイドルユニット「北見焼肉アイドルMeat You」

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3組目として登場したのは北見焼肉アイドルMeat You。食の宝庫・北海道の中でも特に焼肉店の対人口比が高いことで知られる北見市が活動拠点の彼女たちは、今回が2回目の愛踊祭参加となりました。ちなみに2018年には北海道エリアの審査員特別賞を受賞しているという、隠れた実力派でもありますが、新メンバーを加えて新体制となった2019年ももちろんその信頼感は健在。七輪の網やトングも用いた多彩なパフォーマンスからは、地元を盛り上げてきた彼女たちの底力を存分に感じることができました。

4 期待の天使たちが愛踊祭のステージに初登場!「888〜Angel Number〜」

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ステージに登場した途端、会場のあちこちから「かわいい......!」の声が続出した888〜Angel Number〜。今回の北海道エリアでは参加最年少となる、全員小学生のアイドルユニットになります。しかし見た目の可愛さとは裏腹に、ひとたび歌いだすと、大人顔負けの見事な歌唱力を会場に響かせていたのが彼女たち。細かいダンスフォーメーションもしっかりこなしており、審査員からは「日々の練習のたまもの」と、その努力の姿勢がしっかり評価されていました。

5 特別編成で参戦!いつもとは違う一面を見せた「純正女子規格サイコホリックドール」

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続けて5組目として登場したのは、札幌を拠点に活動している純正女子規格サイコホリックドール。メンバー4人中、この日は選抜の2人が愛踊祭のステージに登場しました。普段は歌や朗読など、ストーリー性を重視したパフォーマンスを展開している彼女たちですが、今回は国民的アニメソングが課題曲になっていたこともあり、そのパフォーマンスには可愛らしい自然な笑顔が。MC陣からはそのいつもと違う一面に、思わず心魅せられたというコメントも飛び出していました。

6 歌も演劇も全力で!北海道から全国を目指してキラキラ輝く6人組「SNOW CRYSTAL」

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メンバーの姿が見えると同時に客席から大きな歓声が沸いたのは、この日6組目の登場となったSNOW CRYSTAL。北海道では定期ライブの他、個人でCMにも出演するなど、着実に活動の幅を広げている6人組アイドルユニットになります。そして2018年の北海道エリア代表決定戦ではスポンサー特別賞も受賞している彼女たちですが、参加2回目となる今年は、もちろん全国決勝への進出が目標!渾身のパフォーマンスからは、このステージに懸けているというメンバー全員の強い思いが伝わりました。

7 今回唯一のソロアイドル!"踊ってみた"シーンでも存在感を放つ「梅澤めぐみ」

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7組目として登場したのは、今回北海道エリアで唯一のソロ出演となった梅澤めぐみ。インターネットを通じて「踊ってみた」動画を毎月投稿し、最近は道外のイベントにも積極的に出演している彼女ですが、実はその活動の始まりは"もともとアイドルが好きだったから"。今回の北海道エリア代表決定戦でも一人の物足りなさを全く感じさせない見事なパフォーマンスで、ソロアイドルとして見事に会場を魅了しました。審査員からも「一人でステージに立つ覚悟をちゃんと持っている」と、その姿勢がしっかり評価されています。

8 2018年の北海道エリア代表!今年こそ全国優勝の夢を叶えたい実力派アイドルデュオ「まばたき」

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この日のコンテストもいよいよ終盤となった8組目、満を持してステージに登場したのはまばたき。北海道で活動する彼女たちは2018年に初めてエリア代表決定戦に出場し、見事に勝ち抜くと後の全国決勝でもベストオーディエンス賞を受賞するなど、愛踊祭を通じてその名と実力を広く知らしめました。しかし一度大きなステージに立ったからこそ、感じたのは「全国優勝できなかった悔しさ」。その思いをバネに今年はさらに練習を重ね、ステージでは進化したハーモニーとダンスを、とびきりの笑顔とともに届けてくれました。

9 萌えと豊かな個性で勝負!新体制で臨む札幌発のメイドアイドル「ざごしゅ」

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9組目としてステージに登場するやいなや、あっという間に会場全体を"萌え"の空気に包み込んでいったのはざごしゅ。2011年に「THEご主人様」として札幌で誕生したメイドアイドルの彼女たちは、今年からグループ名も変わって心機一転、新体制で4回目の愛踊祭参加になりました。普段からアニメソングのカバーをよく行っているという彼女たちは、この日も見事な歌やダンスはもちろん、それぞれのキャラクターで観客を魅了。その豊かな個性には客席のみならず、審査員からも「もっとステージを見ていたくなる」との声が上がりました。

10 宇宙から北の大地へ!POPでげんきなコスモ系アイドルユニット「sym.Q」

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そしてこの日の北海道エリア代表決定戦、出場全10組の大トリを飾ったのは、今回愛踊祭のステージに初登場となった2人組アイドルユニットのsym.Q。"ポップでげんき"をウリにする彼女たちは、表情豊かなパフォーマンスで、客席を最後までしっかり盛り上げてくれました。そしてさらに彼女たちが注目を浴びていたのが、「宇宙から来ました」という自己紹介。縁あってこの北海道に舞い降りた宇宙人アイドル、今後の活動にも要注目です。

■今年も激戦となった「愛踊祭2019 北海道エリア代表決定戦」、果たしてその結果は...?

北海道で活動するアイドルたちがその個性と魅力をいかんなく発揮し、今年も大きな盛り上がりを見せた「愛踊祭2019 北海道エリア代表決定戦」。全10組のパフォーマンス、そして審査員や来場者による厳正な審査の後、アイドルたちはいよいよ結果発表のステージに上がり、運命の瞬間を待ちます。

一気に高まる緊張の中、まずは4つの特別賞の発表が行われました。

愛踊祭2019 北海道エリア代表決定戦

愛踊祭ネクストブレイク賞 888〜Angel Number〜

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エリアテレビ局賞 まばたき

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オーディエンス賞&審査員特別賞(ダブル受賞) SNOW CRYSTAL

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そして全国決勝への切符をつかんだ、注目の北海道エリア・ファイナリストは.........



前回王者のプレッシャーにも負けず素晴らしい成長と大きな可能性を感じさせてくれた、「まばたき」に決定!

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まばたきの2人はこれから9月7日(土)に東京ドームシティーホールで開催される「愛踊祭2019 決勝大会」に出演し、北海道代表として、2019年のNo.1アイドルの座をかけて各エリアの代表たちと戦うことになります。

■愛踊祭2019 北海道エリア大会 ファイナリストのまばたきのコメントはこちら!

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まばたき:左から水無瀬叶和(みなせとわ)・湊林檎(みなとりんご)

Q:ファイナリストに選ばれた今の率直な気持ちは?
水無瀬叶和「本当に、すっごい嬉しいです。ずっと不安だったんですけど、ファイナリストとして名前を読んでもらえた瞬間、ホッとしました」
湊林檎「北海道エリアを勝ち抜かないと全国優勝という去年からの目標を達成できなくなってしまうので、絶対ファイナリストになりたい!とずっと祈っていました。それでもやっぱりどこか不安な気持ちはあったので、名前を呼ばれたときには、色んな感情で全身の力が抜けました」

Q2年連続のファイナリストを勝ち取るために、それぞれ特に頑張ってきたことは
水無瀬叶和「私は歌です。今年の課題曲(「ドラえもんのうた」)でも高音パートを担当することになったんですけど、練習では、その高い声がいつも出せなくて。なので今日のステージのために、歌を猛特訓してきました」
湊林檎「私は逆に今まで歌ばかり気にしてきたんですが、去年の愛踊祭で初めて"歌と踊りの両立"にすごく苦労したんです。でもその中では、実際にどうすれば自分たちが良く見えるかというアドバイスも沢山いただけて。なのでそのアドバイスを自分の中で絶対忘れないように、心に刻んで毎回練習するようにしていました」

Q:北海道を代表するアイドルとして、全国決勝大会への意気込みを改めて
水無瀬叶和「全国大会のステージでも、口の中ではじける北海道の美味しいイクラのように、2人でフレッシュなパフォーマンスをしてきたいと思います!」
湊林檎「北海道はすごく広いし、空気おいしいし、この土地ならではの歴史もあるし......私たちはそんな北海道が大好きなので、全国大会のステージでも北海道の良さを届けられるように頑張ります」

こうして、まばたきの2年連続決勝進出と4つの特別賞というニュースをもって、無事全ては終わったかのように見えた愛踊祭2019 北海道エリア代表決定戦。

......しかし実は、出場アイドルたちには終演後にもう1つ、サプライズで"北海道エリアだけの特別賞"も用意されていたんです。

■なんと今回SODANEからも愛踊祭2019の特別賞を贈呈!北海道エリアだけの「HTB SODANE賞」に選ばれたのは......SNOW CRYSTAL!

惜しくもファイナリストにはあと一歩及ばなかったものの、今年もオーディエンス賞&審査員特別賞をダブル受賞するなど、北海道エリア代表決定戦を大いに盛り上げてくれたSNOW CRYSTALの6人。

SODANEではそんな頑張る彼女たちに「HTB SODANE賞」を贈り、その特典として、後日特集記事を組ませていただきます!

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(「イチオシ!!」「イチモニ!」のプロデューサーを歴任したHTB戸島総合制作部長から、記念パネルも贈呈していただきました!)

なお今回の北海道エリア代表決定戦や、まばたきが出演する決勝大会も含めた「愛踊祭2019」の模様は、HTBで毎週水曜深夜放送の音楽情報番組『musicるTV』でも随時放送予定です。

地域を盛り上げ、そしてこれから遠い東京のステージでも頑張ろうとしている、道産子アイドルたち。そんな彼女たちの笑顔と未来には今後も要注目です!

この記事を書いたのは

乗田綾子

北海道在住のライター。著書『SMAPと、とあるファンの物語』(双葉社)の他、『月 刊エンタメ』『週女PRIME』等でも執筆中。HTBで一番好きな番組は夜のお楽しみ寝落 ちちゃん。Twitter/ @drifter_2181