ラーメンだけじゃない!進化を続ける北海道の「つけ麺」
テレビ
2019/08/28
その始まりは、ラーメン店のまかないから。
ゆで上げた麺を冷水でギュッとしめてコシを出し、
アツアツのつけダレにドブンとくぐらせ思いっきりほおばる、
東京生まれの麺料理、つけ麺です!
北海道でも身近な存在になってきましたが、
すでにつけ麺の人気店でありながら、
さらなる旨さを求め前進し続けている名店があるんです。
その中のひとつが、進化を続けるつけ麺の名店
「shin.月寒店」
進化の起源は11年前にさかのぼります。
まだ北海道に「つけ麺」というジャンルが根付いていなかった時代、
札幌東区に専門店を謳うひとつのお店がオープンしました。
「つけめんshin.」です。
魚介が濃厚に香る、本場東京のテイストを残しつつ、
道民の舌に合わせ味のバランスにこだわった一品は、
瞬く間にファンを開拓していきました。
創業者の音喜多(おときた)さんは、
北海道つけ麺界のパイオニア的存在の一人です。
主役は北海道小麦を使用した特注麺。
また、つけだれに添えられた魚粉が徐々に溶け込み、
より魚介が香るつけダレに変化していくので食べ飽きしません。
「つけ麺をブームではなく文化にしたい。」という、
音喜多さんの志は、また一歩前進。
思わず笑顔がこぼれる、真心こもったつけ麺を、ぜひご賞味あれ。
続いては地下鉄・南平岸駅から徒歩10秒の場所に、
2年前彗星のごとく現れた人気店、
「らーめん つけ麺 NOFUJI」です。
たちまちファンを獲得した看板メニューは
「特製魚介醤油つけ麺」
3日間かけて作る豚骨と魚介のダブルスープに自慢のタレを合わせ、
フライドオニオンと背油を散らしたつけダレ。
これに道産小麦100%の極太ストレート麺をくぐらせ
口いっぱいに頬張れば、
こってりした旨味と魚介の芳醇な風味がギュンギュンにほとばしる、
リピーター続出の一杯です。
しかし、名店と呼ばれる所以はそれだけではありません。
13年間、札幌のラーメン店で腕を磨いた店主・野藤さんの経験と、
食の知識を存分に活かした、特別メニューがあるんです。
夏の日差しをたっぷり浴びた新鮮な野菜たちがどんぶりを彩る、
極太平打ちVegeつけ麺です。
この時期に出回る夏アスパラは北海道産。
そして夏野菜のナスは揚げ浸しで調理。
ダシの香りが鼻腔をくすぐり、トロトロ食感でコレまた旨い!
極太で平打ちの麺は面積が広い分、つけダレが、からむからむ!
モッチモチで、小麦のフレーバーがたまりません。
野菜と一緒にいただくと、違う食感と甘味が、華麗に共演します。
この激ウマつけ麺は、9月6日までです。
お客の喜ぶ顔が嬉しくて、日々研究を重ねる野藤さん。
その味に満足できたら、
帰り際ぜひ「おいしかったよ」の一言を。
とびっきりの笑顔を返してくれて、
また、心躍るつけ麺が出迎えてくれるはずです。
次に紹介するのは、北海道のご当地つけ麺を作り出した、
「札幌つけ麺 風棶堂(ふうらいどう)」です。
様々な部位を使った豚骨スープで作るつけダレは、
「北海道の人に馴染みやすいように」という思いから生まれた味噌味。
この創意工夫が施された「札幌つけ麺」は、
2013年に東京で開かれたつけ麺の全国大会でも賞を獲得。
佐藤さんが修業したお店は、世界に名を轟かす旭川の名店中の名店
「らーめん山頭火」
その創業者で、師匠である畠中仁さんと、
小林製麺が手を組んで開発した特製麺です。
その味をなおいっそう引き立たせるため、
煮干しや鰹節などでとった和風ダシに浸して提供する
新たなスタイルにしました。
これが生まれ変わった札幌つけ麺です。
2019/8/21放送
イチモニ!「イマコレ」より
番組ホームページ
https://www.htb.co.jp/ichimoni/
この記事を書いたのは
SODANE編集部
SODANE編集部です。