テレメンタリ−2006 『アイヌとして』 〜萱野 茂が遺したもの〜
萱野 茂氏
北海道平取町二風谷(びらとりちょう・にぶたに)出身、
アイヌ民族初の国会議員、萱野茂(かやの・しげる)氏が
2006年5月6日、肺炎のため死去した。79歳だった。
アイヌ文化を保護、育成する「アイヌ新法」を成立に導くなど、
先住民族としての権利や誇りを訴え続けた人生だった。
21歳のアイヌ民族の双子の女子大生、押野朱美(おしの・あけみ)、 里架(りか)さん姉妹も萱野氏の影響を受けて成長した。
差別を感じたこともあるが、今ではアイヌ民族としての誇りを持ち、理解を深めてもらうよう様々な活動をしている。

アイヌとして生き、一心不乱に闘った萱野茂氏が遺したものとは何だったのか?
次世代アイヌの姿を通して伝える。

復元されたアイヌの住まい・チセ
(プロデューサー) 戸島龍太郎
(ディレクター)  宮井由紀子
河野 曉之
(撮影) 長村英俊
(編集) 馬場亮介
(音響効果) 佐々木堅司
(ナレーター) 吉田みどり


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