「三十路・遠藤さん編」
今回は、アナウンス部でいちばんのオジサン・遠藤さんと2007年の我が部の重大ニュースを振り返ります。
重大、といっても、アナウンス部内でのおはなしです。「ふ〜ん、アナウンサーってそんな事が重大なんだ。」と軽い気持ちでお読みください。
一番大きなニュースってなんだろうなぁ、アナウンサーという職業から見ると、やっぱり10月1日に「おは天」がようやくデジタル化されたというの大きいよね。

今年を締めくくりましょう
それによって、クリアな姿をお茶の間に届けざるをえなくなってしまった訳ですよ。
それって、抵抗のあることですよね、私たち女性アナにとっては。
デジタル化されて最初の「おは天」で、吉田理恵さんと私のツーショットをモニターで見た時、…(やや逆切れぎみ)悲しかったです。
それまで、現実を直視し中年を意識したことがあまり無かったんですよ。
自分の姿を自覚する、それがデジタル…若ければ、何の問題もない。
ヘアメイクさんに聞いたら、「隠そうとして、塗れば塗るほど目立つ」そうです。
じゃぁ、私たちの毛穴は、イチゴ肌はどうすれば良いんだ(絶叫)!
まぁ、私はオトコなので、最後には開き直れる気がしますが、女性にとってコレは切実だよね。
女性で、って事でいえば「首」の映りが困ると思うんですよ。首は女性の年齢を一番表すんですよ。まず塗らないし。
いや、女性だけじゃない。現に私もハイネック着てるし。
いやいや、写真担当の佐藤麻美さんもハイネックですから。

昔とっくり、今ハイネック

たまたまです!(麻美談)。
今年、初鳴きをした大野さんは「首」なんて気にしないんでしょうね。
ま、今まで、大きな(放送)事故も無く、まずまずの船出ですね。思えば、去年の吉田理恵さん、柳田知秀さんもそうでしたね。
大きい失敗をしない、というのは最近の傾向かな・・と。
私、新人の頃のVTRなんて、二度と見たくないですよ!

チワワになってみました。

な・・なりきれない
聞いたハナシだけど、小野優子さんは、緊張のあまりニュースで笑ってしまったらしい。
最近、久しぶりに自分のアナウンサーデビューの頃の映像を見たんですよ。
(注・この模様は、12月30日午後3:30からの特番でOAされます!)
会社の先輩と見たんですが、先輩は、私の事を指差して笑いましたね。ひどい…とはいえ、尋常じゃないヘタですから、仕方がないか。
私のデビューも緊張してひどかった・・。でも、最近の新人さんは、緊張がオモテに出ませんね。わたし、それは谷口アナがデビューした頃から始まったと思うんですよ。谷口くんは、ものすっごく緊張してたのに、ぜんぜん顔に出なくって、終わってから、がくがくしたんです。
わかるような気がする。谷口さんくらいからかも知れない。ま、彼は何かと太いし。
それ以前は、一目で「新人さん」とわかったのに。
思うのは、私たち世代は、小さい頃にホームビデオが無いんです。撮られなれてない。写真は、笑顔を作って撮るものだったから。
若い世代の表現のうまさは昔と違いますよね。でも、肝心なのは、そこから伸びるかどうかですよ。へへ。
こうしてね、吉田さんや佐藤麻美さんのように伸びればねぇ。
あの、あの、「遠藤さんのようにも」っていうツッコミを…。
はい、私は「衝撃」という意味でも、森アナの前髪が記録的に短くなった。をあげたいです。
(爆笑)今の流行は、前髪を伸ばして横に流すという・・。なので、逆行しているようですが、それが一番新しいかもしれない。

これでもちょっと伸びました

ね♪
年々、「髪型なんか」で失敗したくないという思いが出てくる訳ですよ。・・アナタ今、遠藤さんは失敗してますね。という目で見てますけど。
森さんの前髪を見たとき、「うぁ、ゆでタマゴむいちゃった…」って思った。
だいたいね、若くてカワイイ人はね、どういう髪型をしてもカワイイんですよ。
そういえば、佐藤麻美さんには、胃潰瘍の疑いがあったんだって?
あの人って確か、ウチの部で一番「胃」が丈夫なんだよ。
ホント〜、私、麻美ちゃんの胃を持って生まれたかった、って思う。ロケで食べる時って、何件もお店をハシゴするから、具合が悪くなることもあるんですよね。でも「おにぎりあたためますか」って、やむなく完食するわけですよね。でも、“しょうがなく”見えない。しかもその後元気だ。それはすごい事です。鉄の胃です。コレが証拠写真です。

子供のようにキレイな胃!

なんか、アケスケですな
ほぉ〜・・。ま、何よりでしたね。2007年も色々ありましたけど、心配なことも、懸案もなくもう年末ですもんね。私個人は心配なことが一杯ありますけど。
あといくつ正月を迎えられるんだろう、とか、老後とかね。だいたい、私はあなたや小野さんや佐藤麻美さんが心配なのですよ。
そうです…まあ、このまんま歳月が流れたら、いいアイディアがあります。
んにゃ。みんなでね、同じマンションの同じフロアに住むんだ。緩やかな連帯で、心配のない楽しい老後を迎えるのですよ。ね?101号室は私で、102は吉田さんで、103は小野さん、104は佐藤麻美さんだ。
いやいやいや、同じフロアだからバリアフリーで、醤油貸し借りして、みんなでまとめて洗濯して…うーむ、これは抜群の組み合わせですよ。料理は佐藤麻美さんで、オシャベリ相手は私で、あなたは癒しの楽器でも演奏して…小野さんが司会したら興行できるかもしれん。お金も儲かる。年金に頼らない自立した老人カルテットだ。
そんな生活、イヤ!!!(ハンカチの端をかみ締めながら…って、持ってないけど)
しかしまあ、全然重大ニュースになりませんでした。それでも、今年もアナウンス部はにぎやかで穏やかだったように思います。遠藤さんを筆頭に、来年もHTBを、我々アナウンサーをよろしくお願いいたします!(吉田記)