三十路の奥座敷とは…

酸いも甘いも噛み分け尽くした吉田みどり小野優子佐藤麻美の3人が、
これまで磨いたアナウンス技術は傍らに放置して、
ただ気分の赴くままに話すという…

<< 最新のお題へ戻る

今回のお題
お久しぶり
出演
吉田みどり×柳田知秀

柳田アナは、スポーツや報道の取材で毎日フル稼働しています。外での取材が多いからか、実は、社内で顔を合わせる機会はほとんどありません。でも、今日は「じっくり雑談」しますよ〜。



会うのも久しぶりです
吉田みどり
私ね、柳田くんからは、未だに本音を聞けてない気がするんだよね。
 

柳田知秀
本音、語ってないですか・・・。
 

吉田
語ってないよ〜(きっぱり)。
だって、柳田くんって、なんとなーく野球の話題で盛り上がるけど・・。

柳田
なんとなーく(苦笑)・・・・・。
 

吉田
花火大会の司会を一緒にしたときも、「花火は見に行ったこと無いですね。野球の練習後に見かけました。田んぼのあぜ道から。」とか言って、野球以外しなかった事になんの疑問も持ってない!

柳田
(爆笑)よく覚えてますね。
 

吉田
だからね、今日は、柳田くんがアピールしたい事を聞かせて欲しいって思ってるんだけど。
 

柳田
なるほど・・・。(沈黙)
 

吉田
(笑)「なるほど。」じゃない!
 

柳田
いや、ありますよ。こだわりは。僕、身の回りの物は長く使うほうなんです。
 

吉田
というのは?
 

柳田
携帯電話は、もう5年くらい使ってます。
 

吉田
へえ、5年って長いね。
 

柳田
今、持ってますよ。(と、おもむろに出す)もう、側面のデジタル表示が壊れてて、時間が見えないですけど。
 


がさごそ

表示が・・・

吉田
・・・待ってまって。ホントだ、バーコードみたいになってる。これは、明らかに替え時では?
 

柳田
いや、まだ使えるんで。それに、この携帯は思い出が詰まっていて、HTBの最終試験合格の知らせも受けたんですよ。
 

吉田
どういうこと?
 

柳田
携帯に直接、連絡が来るんですよ。みどりさんの時代はどうやって就職試験の連絡を受けていたか知らないですけど・・・。

吉田
ちょっとー・・・(それは反論しておきたい)。古い時代だからって。(でも確かに、携帯もパソコンも持ってない時代です。)私は、「通過なら、夜の19時までに電話します。」なんて言われて、家の固定電話で試験結果を待ってたよ。

柳田
あ、それならほぼ同じですね。僕も一人暮らしで家に固定電話を引いてなかったから、携帯が唯一の連絡手段で。だから、携帯電話を机に置いて、こうしてましたもん。


お願い、鳴って
吉田
そうだよね、電話を待つ気持ちは時代が違っても変わらないね。
 

柳田
電話に向かって拝むなんて、人生の中でも、そうないですよ。
携帯より長いこと使ってるのが、財布です。10年くらい使ってて(笑)。

吉田
じゅうねん・・・って、まだ学生だよね?
 

柳田
高校に入学した頃ですね。
 

吉田
高校生のサイフなら、あんまり大きくないでしょ?今、不便じゃない?
 

柳田
いやぁ、カードも沢山入りますし、小銭もお札もしっかりはいる財布です。
 

吉田
高校生でカード?
 

柳田
いや、カードといっても、ポイントカード(笑)・・・。
 

と、おもむろに出した財布は・・・。


財布から長い糸が
吉田
(爆笑)糸がさぁ・・・。糸が出てんですけど。
 

柳田
でも、使えないこと無いじゃないですか。貧乏性なのかわかんないですけど。
 


くたびれてます
吉田
大きさのわりに、重いね!。コレ、角が擦り切れてるよ。気にならない?
 

柳田
普段、人にサイフを見せたりしないんで・・・。いや、気にはなりますけど、まだ使えるじゃないですか。
 

吉田
えぇーっ、私はどんなにキレイでも1〜2年でサイフは替える、今年は2つを交互に使い分けてるよ。今年のラッキーカラー・ピンクのサイフは、色が淡くて汚れやすいから価格の安いものを買って普段使いに。もう一つは、ちょっと値段が高いから、休ませながら使ったり。

柳田
洋服なら、僕も無頓着じゃないんで、気にはしますけど、財布は・・・。
 

吉田
(笑)サイフがこうなのに、ホント?服は気を遣うの?
 

柳田
だって財布なら、自分が使って、自分の目にふれるだけなんだから、いいんじゃないかと思うんですよ。
 

吉田
でもさ、見られてると思うよ。サイフ、名刺入れ、靴なんかは、何を使っているのか目がいくもの。
 

柳田
もう・・・いいじゃないですか〜(徐々にキレ気味に)まだ使えるんですから。財布だけじゃないですよ。何でもギリギリまで使ってます。小学校の時は、書けなくなるまでエンピツを使ってましたし。使えるから、最後まで使うんですよ。


こんなにちっちゃくても
吉田
書きにくかったでしょ。
 

柳田
そうですね、軸が短いから、紙に手がこすれるんですよ。(二人笑い)でも、「あぁこれは、ダメだな。」と思うまで捨てません。それっていうのも、僕の実家は、お米作っているでしょ。小さい頃、ご飯食べてて、一粒でも残しちゃだめって言われていたんですよ。祖母にも、昔の人は、ご飯食べるのも大変だったんだからって。だから、使っているものは、何でも大切にするようになりましたね。

吉田
そっか。柳田家の教育がしっかりしてたんだね。
 

柳田
そう。だから!ですよ。使えるなら、使い切ります。
 

吉田
じゃさ、使い切るのはいつ?
 

柳田
この、縫い目が取れて・・・とかね。
 

吉田
とかね、って(爆笑)
 

柳田
実は、高校時代のグローブも大事に持ってます。
 


実はグローブも
吉田
わぁ、キレイだね。
 

柳田
高校入学の時から使ってるんですけど、毎日磨いてたんです。
 

吉田
だからピカピカしてるんだね。
 

柳田
イチロー選手が大好きで、用具を大事にされているのを尊敬してたので、自分も、どんなに練習で疲れた日も、グローブとスパイクを磨いてから帰ってたんですよ。

吉田
へぇ〜、偉いね。こうやって聞いてると、柳田くんは、やっぱり真面目だね。でもさ、私は柳田くんの違う面を見てるんだよね。一緒にロケに行くにつれ、柳田くんには、笑いの神がついていると思い始めたよ。それを、本人が一番気づいてないかも。

柳田
そうですか?
 

吉田
この前「週刊とくのイチ」のロケでスキーを滑るシーンを撮っていたときも、スキー靴が脱げたじゃない。
 

柳田
あぁ、そうでしたね。なんか足が冷たいなぁ、と思ったらはるか後ろのほうにスキー靴が脱げていて、僕は、スキーの中敷きだけなのに気づかず歩いてたんですよね。

吉田
しかも、この時はカメラが回ってなかった。せつないね。
 

柳田
はい、もうカメラさんは先に下山してたんで。
 

吉田
ここが、柳田くんらしいって思っちゃう。
 

柳田
たまたま、です。みどりさんが居るから「笑いの神」が降りるんじゃないですか?引き寄せてますよ。
 

吉田
あれ?神を呼んでたのは、わたしなの?(笑い)。
 

素直で、天然な面白さを持っている柳田くん。でも、カメラの前ではそんな一面がまだまだ十分には発揮されていないかな。いつか、思い切り弾けた楽しい柳田くんを披露して欲しいなぁ。頑張れ、柳田アナ♪

<< 最新のお題へ戻る

|| HTBアナウンサーズ ||
吉田みどり 小野優子 佐藤麻美