映画祭の司会のため、1年半ぶりの夕張。
札幌よりも雪が多く、この日はまた寒い日でしたが、たくさんの方が来てくれました。
今年は「応援」という形での開催。
映画の看板が掲げられた町並みを歩くと、やっぱりこの町から映画祭をなくしたくないなと、改めて思います。
会場には手作りのケーキやスープが並び、あたたかい空気に。ボランティアとしてたくさんの方が映画祭を支えていました。
余談ですが、訪れたかった2ヶ所にも寄り道。
1つは、3月いっぱいで閉鎖される「夕張美術館」。
炭鉱という歴史が生み出した芸術と、美術館を守りたいという“ヒトの思い”を感じました。
もう1つは、藤の家の「カレーそば」(笑)
夕張出身の知人が「たまに無性に食べたくなる」と教えてくれました。
おそば屋さんなのにお店の前からはカレーの香りが・・。そして、溢れんばかりのファーストインパクトにびっくり。
やさしい辛さで、初めて食べたのになんとなく懐かしい味でした。
失うものが多い苦しい夕張ですが、夕張の文化や味はなくしたくないですね。