24時間止まることのないNEWS。つい見過ごしてしまうNEWSの裏側、意外な姿を佐藤よしつぐが歩く速さで、時には立ち止まって見つめ、お届けします。

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ここにも格差が・・・(2008/2/22)

設置が進んでいるAED。突然止まった心臓に電気ショックを与えて回復させる機械です。

先日、文部科学省が全国の公立学校(小中高校)のAED設置状況を発表しました。
全国平均は43%、北海道は40.6%(全国22位)。
更に、道内180の市町村では大きな格差があることがわかりました。
札幌は100%ですが、
釧路や苫小牧は、0%です。
学校にAEDを設置することは、命を守ることはもちろん、救急救命教育を通じて子供たちに命の大切さを教えることにつながります。
「金がない」は、理由になりません!

札幌のNPO法人が、3月2日(日)にチャリティーコンサートを開催します。

AEDの地域格差を解消するきっかけになればとの思いが込められています。

雪(2)(2008/2/15)

前回に続き、雪のはなしを・・・。
我が家に「雪の結晶」がまだありました。


世界で初めて人工の雪の結晶を作った、北大の中谷宇吉郎博士。
研究を始めるきっかけは、アメリカのウィリー・ベントレーが
1931年に世界で初めて出した雪の結晶の写真集だったそうです。
その復刻版。

江戸時代には、「雪の殿様」と呼ばれた人がいました。
古河藩(現在の茨城県古河市)の第4代藩主・土井利位(どい としつら)です。
日本で初めて雪の結晶を顕微鏡で観察、しかも、「雪華図説」という観察書まで出版。
1832年、今から170年以上も前です。

札幌では、ひと冬に6メートルも降る雪。
厄介な存在ですが、最近ちょっと見え方が変わってきました。

雪(2008/2/7)

我が家に最近あふれているもの。それは「雪の結晶」。



「雪は天から送られた手紙である」・・・故中谷宇吉郎博士の言葉。
北海道大学教授だった中谷博士は、世界で初めて人工的に雪の結晶を作り、
結晶の形と気象条件の関係を明らかにした科学者です。

さっぽろ雪まつりの雪像も

すべて小さな雪の結晶で出来ています。

地球温暖化が大きな問題となっている今、
雪はどんなメッセージを私たちに送っているのでしょうか?

流行(2008/2/1)

麻疹(はしか)が流行!札幌や周辺の大学などで休校が相次いでいます。
去年、首都圏の大学で大流行しましたが、この時は春になってからでした。

今回流行している2月は、入学試験の時期と重なります。
このため、試験会場をホテルにかえた大学も・・・。
休校措置が10日以上になる麻疹。影響は更に拡がりそうです。

ツルツル(2008/1/25)

厳しい寒さと大雪、冬本番です。
この時期気をつけなければならないのは足元。ツルツル路面です。
滑って、転んで・・・思わぬケガ。
特に滑りやすい横断歩道の近くには、対策として砂が置かれています。


信号待ちのわずかな時間に、砂を撒く!


ツルツル路面で転倒し救急車で運ばれた人は、札幌で昨シーズンなんと876人!
ちょっとした気配りが、多くの人を守ることになります。

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佐藤よしつぐ
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