24時間止まることのないNEWS。つい見過ごしてしまうNEWSの裏側、意外な姿を佐藤よしつぐが歩く速さで、時には立ち止まって見つめ、お届けします。

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オリンピック(2005/10/7)

写真1:今年の体育の日は10月10日です
写真2:札幌市役所の正面です
写真3:五輪マークには底知れない魅力があります

週末から3連休。10日・月曜日は「体育の日」です。5年前から、体育の日は10月第2月曜日になり、必ずしも10日ではありませんが、やっぱり10日がしっくりきますね(写真1)。
体育の日は1964年の東京オリンピックの開会式にちなんでいます。日本で初めて開かれたオリンピックです。

最近またオリンピックの話題が出てきています。2016年の夏のオリンピックを招致しようと、東京、福岡が名乗りを上げ、札幌も加わる可能性があります。ご存知のように札幌はオリンピックを開催した実績があります。1972年冬のオリンピック。札幌市内で探したら、市役所前にしっかり五輪のマークがありました(写真2、3)。
私は当時6歳でしたが、「虹と雪のバラード」はしっかり歌えます。

上田市長は慎重と見られていますが、12月に市民1万人アンケートを行い、来年2月までに判断するそうです。財政的な課題などハードルは高いのが現実ですが、実現できたらと想像するだけでも楽しくなる、それが世界最大のスポーツイベント・オリンピックの魅力でもあります。

AEDその2(2005/9/28)

写真1:札幌市役所にも設置
写真2:遠くからでもわかる派手さ
写真3:仙台はAED先進地です

今週月曜日・26日、札幌市役所のロビーにAEDが1台設置されました(写真1)。
正面玄関から入って、すぐ目に飛び込んできます(写真2)。
(AEDの詳しい説明は、前回の「ひとりごと」を参照下さい)

デパートやホテルなど、札幌市内でも少しずつAEDを置くところが出てきていますが、北海道全体の動きは決して速くありません。道外で積極的なところでは、プロ野球・楽天イーグルスの本拠地・フルキャストスタジアムがあります(写真3)。
AEDを一気に12台導入し「日本一安全な球場を目指す」とPRしています。

雪が降ると救急車到着までの時間がよりかかる北海道こそAEDが必要です。公的機関の積極的な対応が望まれますが、現実はまだまだです。

AED(2005/9/20)

写真1:これがAED。片手で持てる大きさです
写真2:音声ガイダンスにしたがって使います
写真3:講演会の様子
写真4:少しずつ普及が進んでいる
写真5:札幌ドームではトイレのそばなどに5台が置かれている

先週末、AEDの普及を呼びかける講演会が札幌で開かれました。
日本語にすると「自動体外式除細動器」という難解な名前ですが、心臓発作などで倒れた人を電気ショックで助けるものです(写真1・2)。

これまでは医師などしか使えませんでしたが、去年7月から、私たち一般の人も使えるようになりました。その理由は、心臓が停止した場合は時間との戦いだからです。1分ごとに救命率は8%づつ下がり、5分たつと50%以下になります。心臓突然死で亡くなる人は、全国で年間約3万人以上、1日100人といわれています。交通事故で亡くなる人より多く、身近なところにAEDがあれば助けられる命があるのです(写真3)。

野球場やコンサートホールなど人が多く集まるところで設置が進んでいますが、まだまだ十分ではありません(写真4・5)。
AEDについては、イチオシのニュース企画で放送したいと思っています。

投票率(2005/9/9)

写真1:このハガキを持って投票所へGO!
写真2:お忘れなく!
今度の日曜日です。

総選挙の投票日が近づいてきました。
投票率がどのくらいになるのか気になるところですが、テレビ局や新聞社の事前の調査などでは、今回の選挙に関心を持っている人が「9割近く」という結果が出ていることや、期日前投票(以前の不在者投票です)も前回の衆院選の2倍に増えていることから、投票率はアップすると予想されています。(写真1)

各政党も同じで、65%くらいと見ているようです。ただ65%は決して高い数字ではありません。道内の有権者は約465万人。投票率65%では、なんと160万人が投票しないことになります。これは札幌市の全有権者とほぼ同じ数です。

前回の総選挙からマニフェスト(政権公約)が出てきて、まだまだ不十分ですが日本の将来像がこれまでよりはっきり見えるようになりました。投票は私たちの未来を選択することにもなるのです。(写真2)

前回衆院選の道内の投票率は63%。私たちの意志を示す投票日は11日(日)です。

いよいよ(2005/8/31)

写真1:12日間の選挙戦・取材もスタート
写真2:有権者の関心は高い
写真3:投票日は9月11日です

 総選挙が始まりました。道内では53人が、小選挙区(12)と比例(8)あわせて20の議席を争います。 札幌市内で候補者の第一声を取材しました。(写真1)

 郵政民営化は争点のひとつですが、年金制度や税金、少子化など毎日の生活に直結した課題がたくさんあります。 私たちの不安は具体的です。これまで以上に、政治家には具体的な対策が求められています。 名前の連呼や支持を訴えるだけではなく、日本を、北海道をどうするのか説明責任を果たしてほしいとの思いを更に強くしました。(写真2、3)

 公示されたらすでに終盤戦といわれる選挙ですが、9月11日の投票日までまだまだ時間はあります。

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佐藤よしつぐ
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