大人気の旭山動物園密着ドキュメントバラエティ第2弾! 進化し続ける最北の動物園の挑戦を追う!

みどころ

年間入場者数300万人を突破し、全国的に人気となっている最北の動物園、旭川の旭山動物園。動物たちの展示に独自の発想を加え、さらなる進化を続けています。

旭山動物園では、2007年も新しい命が次々と誕生しました。中でも注目すべきは7月に誕生したオランウータンの「モリト」。オランウータンはアジアのジャングルに生息していますが、近年エコブームでヤシの木を作るため、ジャングルが急速に姿を消し、近い将来は、動物園でしかオランウータンは見ることができなくなるといわれています。そのため、赤ちゃんの誕生は世界的にも重要なこと。そんな危機的な状況を知ってもらおうと坂東元副園長はボルネオの視察を計画し、今年1月、実際に現地を回りました。坂東副園長が見たものとは何だったのか、カメラはこの旅にも同行しました。また、ボルネオの子どもたちが旭山動物園を訪ねます。オランウータンの現状を知る子どもたちには動物園のオランウータンはどう映るのでしょうか?

さらに、2007年秋、新たな行動展示の工事が始まっていました。それは群れでの飼育が困難とされるオオカミの飼育施設「オオカミの森」。オオカミは狩りの必要のない飼育下では、群れを作る必要もなく、場合によっては強い固体が弱い固体を殺してしまうこともあると言われています。しかし、動物の習性をそのまま見せたい旭山動物園では、イメージ図を描くところからスタートし、「オオカミの森」の工事が始まりました。そして、10月30日にはカナダから2頭のオオカミがやってきました。そんなオオカミの飼育に奮闘する飼育員の姿を追いかけます。

そして、2007年12月、新しく完成した「レッサーパンダの吊り橋」。カメラは坂東副園長がそのイメージ図を描いているところから取材。1枚1枚理想の動物園の絵を描き、それを実現していった旭山動物園の原点をみつめます。

タレントの中山秀征と優香が、ボルネオから来る子どもたちを迎え、どんな感動を共有するのか…そして、前回も旭山動物園を訪れ、飼育員を体験した関根麻里が2006年秋に誕生したライオンの赤ちゃん「アキラ」やチンパンジーの群れのその後を取材。1年ぶりに会ったその動物の姿をどうリポートするのかも見どころです。

その他さまざまな動物たちのエピソードも交え、新たな試みに挑んでいく旭山動物園の姿をお伝えします。