HTB制作スペシャルドラマ「ひかりのまち」

ギャラクシー奨励賞を受賞!!


ひかりのまちホームページへHTB制作で、全国放送したスペシャルドラマ「ひかりのまち」が、放送界で最も権威のある賞の一つ第38回ギャラクシー奨励賞を受賞した。
 このドラマは、観光都市として名をはせながら、人口の流出が止まらないという函館を舞台に、一人の少女と一人暮らしのお年寄りとの心のふれあいと2組の親子の葛藤を交えながら描いたハートフルストーリー。HTBプロデューサー・四宮康雅自らが原案を立て、脚本家・遠藤彩見と二人三脚で脚本を作成、HTBディレクター・多田健が監督を務めた意欲作。

HTBでは、これまでにも、ドキュメンタリー作品(人間ビジョンシリーズ)でギャラクシー賞を受賞しているが、ドラマでの受賞は初めてのことで、地方でのドラマ作りが作品を通して認められたと言える。
 今回の受賞について、四宮プロデューサーは、「キー局のドラマやドキュメンタリーなど多くの優れた作品がしのぎを削る審査の中で、地方局制作のドラマが奨励賞に輝いたのは、地元に根ざした匂いのあるドラマ作りという姿勢と作品性を評価していただいたのだと思う。スタッフの励みにもなり大変うれしい」と話している。

HTBはこれまで人間ビジョンシリーズでギャラクシー奨励賞を3度受賞している。
「森が歌う日 魚が帰る」(平成5年11月3日放送)
→11月度月間賞(第31回ギャラクシー奨励賞)
「風の王国 生命の森」(平成7年2月12日放送)
→第32回ギャラクシー奨励賞
「カムイの鳥 生命の原野」(平成11年2月27日放送)
→2月度月間賞(第36回ギャラクシー奨励賞)

 プロデューサーの四宮は「風の王国〜」でディレクターとしてギャラクシー奨励賞を受けており、ドラマという異部門で2度目の栄冠に輝いたことになる。

 ちなみに、テレビ朝日系列でも以下の2作品が「奨励賞」を受賞した。
→ドラマスペシャル「手塚治虫劇場」(全国朝日放送)
→「素敵な宇宙船地球号」(全国朝日放送)


ギャラクシー賞とは?
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が主催、1963年に誕生した賞で、優秀な番組・個人・団体を顕彰している。多くの顕彰制度が実際の運営を第三者機関に委託している中で、ギャラクシー賞は一貫して放送批評家を主体とする会員自身が審査にあたって賞の独立性を保持しており、日本のエミー賞ともいわれる放送界で最も権威のある賞の一つである。

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