HTB制作スペシャルドラマ 「そらぷち」

ストーリー

小児がんなど難病の子どもたちのために北海道滝川市の丸加高原に医療施設の整ったキャンプ場をつくろうというプロジェクト「ソーラー・キッズ・キャンプ」。高校3年生の信雄(森田直幸)は、そのプレキャンプに参加した。今回が2回目の参加となる信雄の目的は、医師を目指す自分にとって大きな経験になると考えたこと、そして、ひそかに憧れる地元ボランティアの夏美(悠城早矢)の存在があった。

信雄は小児がんを克服したものの、後遺症があって自分に自信が持てず、周囲とも一定の距離を置いていた。そんな信雄の気持ちを感じ取った同い年のちょっとお節介なイケメン・雅彦(菊池航紀)は、信雄に夏美への告白を促す。しかし、雅彦のある一言によって信雄は雅彦を殴ってしまい大変なことに…。

心の支えになっている柏木医師(本田博太郎)、幼少期の自分を鏡で見ているような徹(柴田稜)、そして彼をあたたかく見守る看護師の静江(小橋亜樹)、片山医師(布川敏和)、スタッフら大人たちとの触れ合いの中で、信雄は自分自身と真正面から向き合っていく。

難病という“特別な境遇”にある少年の“誰にでもある”ありふれた青春の1ページ。大人への一歩を踏み出す少年の成長を描く。

 
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