24時間止まることのないNEWS。つい見過ごしてしまうNEWSの裏側、意外な姿を佐藤よしつぐが歩く速さで、時には立ち止まって見つめ、お届けします。

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宝物(2006/12/13)

写真1:ゴール前…逆転!?
写真2:52の宝物


廃止がほぼ決まっていた「ばんえい競馬」(写真1)
民間企業が支援に手を挙げ、帯広での開催に可能性が出てきました。

赤字体質を改善し公営ギャンブルとして成立させるには、新たな魅力作りはもちろん大切です。そして継続していくためには、私たち道民と馬がかかわってきた歴史的価値をどう伝えていくかが重要です。 

次の世代に遺したい北海道の宝物・「北海道遺産」。(写真2)
「ばん馬」もそのひとつですが、何もしなければ「宝の持ち腐れ」になるだけです。

うがい(2006/12/5)

写真1:
ツルツル路面にも注意!
写真2:
必需品です
写真3:
「大きいことはいいことだ」


12月です。
札幌は雪が積もりはじめ、気温も一日中氷点下の「真冬日」を観測。(写真1)
カゼ対策に本腰を入れなければなりません。基本は「うがい」。(写真2)

うがい薬は・・・
成分は変わらないのですが、大きいと安心。(写真3)
量を増やしても効果はほとんど変わらないと知りつつも、この時期はつい濃くしてしまいます。完全なアナログ人間ですね。

先取り?(2006/11/27)

写真1:
スポーツは冬も楽しめます
写真2:
寒さに負けない熱い声援を!
写真3:
初日の出といえばここ。
写真4:
5分程で見えなく…

週末、少し先取りを。
まず、「スピードスケート」の大会。(写真1、2)
北海道といえばウインタースポーツ、そろそろ各地で大会が始まります。
観戦は札幌ドームのように快適ではありませんが、氷や雪の上での選手のスピードに圧倒されるはずです。

続いて、「初日の出スポット」。室蘭の地球岬です。(写真3)
毎年元日には3000人が訪れ、大混雑になります。
この日は、西の空に傾きかけた太陽のまわりに「彩雲」が。(写真4)

今年もあと1ヶ月です。

津波(2006/11/17)

写真1:M7.9の地震は北海道のはるか東で発生
写真2:津波は1分1秒が生死を分ける

15日(水)夜、北海道沿岸の広い範囲に「津波警報」が出ました。
最大2mの津波が予想されるもので、対象となった22市町村では、「避難勧告」を出しました。対象は13万人です。(写真1,2)

しかし、避難したのは1割をわずかに上回る1万7000人ほどで、しかも9割以上が避難した地域もあれば、ほとんど避難しなかった地域もあり、行動に差があったことは大きな課題です。

防災心理学の専門家によると、「恐怖や不安が大きすぎると、あえてそれを無視する心理」が働くそうです。最悪の事態を想定しても、それをいとも簡単に超えるのが自然災害です。
「自分だけは大丈夫」と思っても、根拠は何もありません。

突然(2006/11/10)

写真1:若佐地区は約300人が暮らす
写真2:突然、一瞬、根こそぎ、そして無防備。

11月7日火曜日の午後、佐呂間町の若佐地区を切り裂いた「竜巻」。
想像をはるかに超える力が9人の命と街を奪いました。(写真1,2)

竜巻の強さは「FO〜F5」の6段階で示されます。「F」は、この基準を作った日本人、故・藤田哲也博士の頭文字。この「藤田スケール」は、世界共通の基準です。
アメリカでは、「ミスター・トルネード(竜巻)」と呼ばれるほど高く評価されていますが、
日本では、今回までほとんど無名。藤田博士への評価が、竜巻に対する対策がほとんどない日本を象徴しています。

佐呂間町を襲った竜巻は、藤田スケールでは「F2以上」とみられ、国内最大規模でした。

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