週末、札幌国際スキーマラソンに出場しました（写真１）。
札幌ドーム周辺が会場で、５０キロや２５キロの本格的なコースがありましたが、私が出場したのは、一番短い・歩くスキーの３キロです（写真２，３）

去年に続いて２回目の出場。今年は一度も練習できずスタートラインに立ちましたが、１０分以上タイムを短縮、満足の結果でした（写真４）。

コースの途中で「ガンバレ」と書かれたうちわを持って声援を送ってくれる人がいました。
重くなった足が少し軽くなりました。力がわいてくるものですね。
いよいよ始まったトリノ五輪。8時間の時差があるので日本では深夜ですが、４年１度の最高の舞台で、１１２人の日本代表選手たちが力を出しきれるよう、テレビの前で応援を続けましょう。

子供たちのスキー離れが進んでいます（写真1）。
この冬、札幌の市立中学校でスキー学習を行うのは９８校中わずか３３校。かつてはほとんどの学校で実施していましたが、ここ数年で激減しているのです。

週末、息子（小学校２年）とスキーに行きました。
札幌市内から気軽に行ける距離のスキー場ですが、ゲレンデは小学校低学年までの子供とその親、ベテランのスキーヤーが中心で、 やはり中高生の姿はほとんどありませんでした（写真2、3）。

その一方で、外国からのスキーヤーは、飛躍的に伸びています。
北海道のすばらしい雪は変わっていませんが、取り巻く環境は大きく変わっています。

もうすぐ「さっぽろ雪まつり」が始まりますが、この時期はインフルエンザ大流行の始まりでもあります。兆しも出てきていますので、注意が必要です。
予防で大事なことのひとつは、湿度を保つこと。乾燥すると喉の粘膜が傷つき、インフルエンザウイルスに感染しやすくなるそうです。 我が家も２台の加湿器がフル稼働中です（写真1、2）。

札幌市内のある小学校では、校内全体を高湿度にしています。効果はすぐに出ました。 インフルエンザにかかる子供が激減し、ここ2年間、学級閉鎖は一度も無いということです。

理想の湿度は６０〜７０％です。そして、うがいも忘れずに（写真3）。

突然止まった心臓に電気ショックを与えて回復させるＡＥＤ・自動対外式除細動器（写真1、3）。
この春には、札幌市立の中学校すべてに導入されるなど少しずつ設置が進んでいます。 ＡＥＤは一昨年から誰でも使えるようになり、救命率が高くなることがわかっていますが、まだまだ一般的ではありません。 1台３０万円程という値段も大きな壁です。

中学生のひとり息子を心臓発作で亡くしたご両親が、ＡＥＤ普及のためのシンポジウムを今月末札幌で開きます（写真3）。
心臓と救急医療の専門家が、ＡＥＤ設置の重要性、北海道の現状などを、わかりやすく話してくれることになっています。

「命を守るシンポジウム」は1月２９日（日）午後１時から、ちえりあ（札幌市西区宮の沢１条１丁目　地下鉄東西線宮の沢駅直結）で開催されます。入場無料。
私も少しだけお手伝いさせていただきます。

全国的に厳しい冬。東北だけではなく、北海道も大雪です。 札幌市内は除雪・排雪が追いつかず、幹線道路から１本中に入ると、いたるところに背丈を越える雪の山が（写真1）。
子供達の冬休みがもうすぐ終わります。通学時の安全確保が重要になります。

もうひとつ心配なのは、火事への対応です。
ＨＴＢのまわりで消火栓を見てみたら３ヶ所のうち、２ヵ所はしっかりと雪かきがされていました（写真2・3）。
しかし、１箇所は完全に雪の中（写真4・5）。
消防局の局員が中心となって雪かきをしているそうですが、札幌市内には消火栓が１万７０００ヵ所ほどもあり、手が回らないのが現実です。この冬は、家の近くの消火栓の雪かきも必要です。