24時間止まることのないNEWS。つい見過ごしてしまうNEWSの裏側、意外な姿を佐藤よしつぐが歩く速さで、時には立ち止まって見つめ、お届けします。

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屋根(2006/5/2)

写真1:ドイツ対サウジアラビアを観戦
写真2:フーリガン対策も話題でした
写真3:札幌ドームは5周年

サッカーワールドカップが目前です。
今回の舞台はドイツですが、4年前は日本・韓国の共催で、札幌でも試合が行われました。週末に家の片づけをしていたら、W杯グッズが出てきました。(写真1、2)

会場になった札幌ドームはその前年に完成。(写真3)
当初の建設計画は、今とは全く違うものだったんです。「サッカー専用場」で、屋根がない予定。つまりドームではなかった可能性があったのです。
想像してみてください、屋根がない姿を!
大規模なコンサートやイベント、そして何よりファイターズが、蜃気楼のように消えてしまいます。

W杯開催も大きなものですが、銀色の大きな屋根の効果は、無限大です。

威力発揮!(2006/4/21)

写真1:AEDを使用した菅野さん
写真2:現場までは40メートル
写真3:AEDがもっと身近になれば…

先日、札幌で一般市民が初めてAEDを使い、救命に成功しました。
使ったのは、西区にある宮の沢屋内競技場の男性職員です。(写真1)

テニスの試合中に50歳代の男性が突然倒れたという連絡を受け、すぐにAEDを持って駆けつけました。(写真2)

AEDの指示通り躊躇することなく、ボタンを押すと男性の心臓が動き出したそうです。
AED使用は医師などに限られていましたが、2年前から私たちも可能になりました。(写真3)

心臓が止まった場合、一刻も早いAED使用が生死を分けるからです。今回もAEDが無ければ、最悪の事態が予想されました。誰もがAEDを使える環境整備が急がれます。

春の訪れと共に・・・(2006/4/12)

写真1:チューリップが顔を出しました
写真2:迷惑駐車の長い列
写真3:左側が歩道です

道端の雪が消え本格的な春到来です。冬靴からウォーキングシューズに履き替えると、いろいろなものが見えてきます。(写真1)

道路の片側にずらりと並んだ車を発見!その数20台以上。(写真2)
約200mにわたって、堂々と歩道の上に止めています。(写真3)
しかも長時間にわたって止めているそうで、断じて許されない行為です。

道内で1年間に摘発される駐車違反は約4万件。しかしこの場所は駐車禁止ではないので、摘発できません。
「歩道の上の駐車場」事故が起きてからでは、遅すぎます。

ドタバタ!PSE(2006/4/5)

写真1:このマークを巡って右往左往

新年度、新しい制度も始まりました。何かと話題の「PSEマーク」。
4月1日からこのマークのついていない中古の電化製品などは、売ることが出来なくなりました。しかし、年度末にかけてご存知のとおりのバタバタ劇。ビンテージものの楽器は除外されたり、マークが無くてもレンタルならOKとなったり、政府の対応は二転三転。結局、法律はザル法に!施行前からこれだけ問題点が指摘されていたので、当然の結果です。

それでも法律は適用されています。リサイクルショップなどを対象にした説明会をようやく今月12日に開くそうです。こんな騒動にも税金がしっかり使われています。

不安(2006/3/28)

写真1:マンション住まいは…
写真2:不安と同居?

マンションの耐震強度偽装問題はまだまだ収まりません(写真1、2)。
札幌市の再計算の結果、4棟で強度が不足していました。基準「1」に対し、0.7程度。今後は別の計算方法で更に計算し、下回った場合、改修工事。上回った場合は、問題なしということになるそうです。
つまり、計算方法の違いで同じ建物の耐震強度が変わるという信じられないことが起こる可能性があるのです。現に姉歯元建築士の物件では、問題なしとされたものがありました。

この別の計算方法は国土交通省が認めています。しかも驚いたことに構造計算の方法は、全部で4つも認められています。それぞれの数値が違ったら、一体何を信じたらいいのでしょうか?
安全が「ものさし」次第で変わるなら、意味がありません。

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