小野優子が贈る『ゆるゆるなるままに日ぐらしパソコンにむかひてそこはかとなく打ちつくれば』の『ゆるゆる草』

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花鳥風月(2007/11/2)

雪の便りがちらほら届き始めていますが、この時期は風の声がよく聞こえますね。色づいたカエデやイチョウの葉っぱが夏よりもちょっと乾いているせいで、風が走り抜ける時にそれらが風の声をよく拾うみたい。

今年最後の登山。先週末、円山八十八箇所に登りました。
歩いているとあちこちからカサカサカサー、カサカサカサーと聞こえてきます。右から左へ、前から後ろへとすごい早口で通り過ぎていくんだけど、じーっと聞いているとどれひとつとして同じ声はない。何しゃべってんのかなぁ?なんて想像し始めたらなんだか楽しくなってきちゃって(ここは妄想癖のある私ならでは・・(^^;))、そこに気を取られているうちにあっという間に山頂まで登ってしまいました。

標高226メートルですから気軽に登れる山ではあります。でも、こんなにあっという間は初めて。
自然の美しい風物に五感を預けると、見えないパワーが生まれるのかな♪


山頂にて

月白風清(2007/10/26)

秋の月は空気が澄んでいるから美しい。
この時期としては温かい日が続いている北海道。
昨日の夜はまさに“月白風清”。さわやかな風が吹くなかで白く輝く月を愛でることができました。


夜空にぽっかりと。

栗名月といわれる十三夜が今月23日だったから、てっきり25日の昨日が十五夜の満月だと思っていたら、満月は今日ということ。月齢を数えるのはやっぱり難しい(><)でも、だからこそ強く惹きつけられるんだけど。

そうそう、ひきつけられると言えば。
今宵の月は今年一番地球に近いようです。月が地球の引力を最も強く感じる日。今夜の北海道は曇り空の予報なので月が顔を出す確率は低いけど、雲の向こうの大きな月を想像しながら過ごすのも悪くないかな。

あなたの街から月は見えていますか?

謝罪こみの日記…(2007/10/19)

HTBアナウンサーズには『三十路の奥座敷』というコーナーがありますが、皆さんご存知・・ですよね? もう一年近くやっておりますし(^^;)
今回は「水曜どうでしょう」の藤村ディレクターを迎えて、みどりさん・麻美ちゃん・私の計4人で座談会を行いました。「奥座敷」の名にふさわしく社屋の最も奥まった小部屋、通称「どうでしょう部屋」で、まさにひざを交えながら(?)1時間以上に渡って話をしました。

途中、麻美ちゃんが熱く語りだすシーンもあったのですが、この時の麻美ちゃんの表情がたまらなくいいのです。どんだけ熱いのって感じで。笑

ね、いい表情でしょう(^^)
みどりさんも、ただただ感心しながら見つめてるって感じだし。
藤村さんは相変わらず後頭部のみの登場ですけど・・笑。
このベストショットを撮ってくれたのは“キャップ”ことF制作部長。
せまーい部屋でドアに挟まれながら写真を撮ってくれたF部長には大変申し訳ないんですが、今回の『三十路の奥座敷』では写真は一枚しか使っていません。理由は内容を読んでいただければわかりますが、そんなわけで救済策としてこの日記に写真を載せました。
F部長ごめんなさーい。

はな(2007/10/10)

一年に一度の健康診断の日がやってきました。
胃カメラ検査が毎年の鬼門・・。
だって世界の終わりを感じさせるほど辛いんですもん(^^;)
でも、今年からは鼻からファイバースコープを入れる方法もあると聞いて嬉しくなりました。もちろん迷うことなく経鼻内視鏡検査を選択!私の前に受けた男性は検査室から出てくるなり、「やっぱり鼻からだと楽だね〜」と言いました。それ聞いて更に気分はるんるん♪でした。
ところが!
ファイバースコープが鼻の奥に入っていきません。
どうも鼻口が異常に狭いようで・・(><)
そっかぁ、映画を見ている時とか口がポカ〜ンと開いてしまうのは、鼻からのみの呼吸だと体が酸素不足になるからだったんだなぁ、きっと。(それはちがう??(^^;))
結局、今年も世界の終わりを感じてきました(;_;)

もっともっと、ファイバースコープが細〜くなりますように・・。


おまもり(2007/10/3)


これを見て「アレだ!」とわかった人は流行感度の高い人!“持っていたらイイことあった!”とクチコミで広がっているイタリア生まれの幸運のお守りです。私は流行アンテナを持ち合わせていないので、このお守りが密かな人気を集めているということを全く知りませんでした。友人がプレゼントしてくれて初めて知ったんです(^^;)
たくさんの種類の中から友人は“四つ葉のクローバー”を選んでくれました。というのも、最近私が四つ葉のクローバーを発見したから♪そんなわけで、自分の見つけた四つ葉のクローバーと一緒に持ち歩くことにしました(^^)


ところで、皆さんは大切なお守りをどうしていますか?
身につける?
部屋の目に付くところに置く?
私は常に持ち歩きます。お財布の中に入れて・・(o^o^o)
だから四つ葉のクローバーもお財布の中です、2つとも♪
お財布の中のファスナーの付いている所をお守り専用の住み家としているのですが、ここには四つ葉のクローバーだけじゃなく、こんなお守りも入っています。


実はこれ、四国を自転車で旅していた時にいただいたもの。
知らない方に・・・・ね(^^;)
今にして思えば、これがいわゆるお接待だったのでしょうか。
旅の途中、疲れてコンビニの横の日陰で休んでいた時のことです。小柄で優しそうなお母さんに話しかけられました。「自転車が好きで、旅してるんです」と答えると、お母さんはニコニコしながら指にはめていた指輪をはずし、私の目の前に差し出してきたのです。どこの指にしていたかは思い出せませんが、指輪をとった指にはリングの跡が白くくっきりついていました。長く使っていただろう指輪を見ず知らずの私に差し出して、「じゃあ、旅がうまくいくように、これお守りね」と言ったのです。
正直、その時は「なんで私なんかに?」という思いのほうが先にたって、ありがたいって気持ちをお母さんに伝えきれなかった気がします。でも、その贈り物の重みは時間と共に増していきました。今となっては私のお財布の中になくてはならない存在となっています。

そんなお守りがこのたび3つになりました!
3方向から守られているので、あとは前方にだけ注意を払えばいいってことになるかなっ。よしっ(^^)

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小野優子