小野優子が贈る『ゆるゆるなるままに日ぐらしパソコンにむかひてそこはかとなく打ちつくれば』の『ゆるゆる草』

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森羅万象(2007/11/29)

最近少しだけ読書をしています。もともと本を読む習慣はあまりないんですが、それじゃいかんと思いまして・・(^^;)
そんな読書の途中で突然目に飛び込んできたのが「森羅万象」の文字。
おっ、四字熟語じゃないか!ラッキ〜(o^o^o)
ってことで、今日のお題は「森羅万象」。
わたしはこの文字を見るといつも思い出す景色があります。

これは、樹齢数千年と言われる神秘の老木、屋久島の縄文杉。

数年前、屋久島を旅しました。
そのうちの一日をこの縄文杉に会うため費やしました。半日がかりの登山の末、縄文杉を目の当たりにした時、なんだか無性に泣きたくなりました。
たくさんの登山客が数珠繋ぎで目指す縄文杉むかって連なっていたのに、私がこの縄文杉を目でとらえた時、なぜか辺りに人が一人もいなかったのです。たった一人でこの縄文杉を見つめることおよそ10分。それは永遠と思われるほど静寂な時間でした。
その静寂の中で見つめた縄文杉は、まるで宇宙からの情報をキャッチしようとするがごとく天空に向かってすっくと伸びていました。

その縄文杉の姿を見たとき浮かんだのが「森羅万象」の文字。
この木もあたしもちゃんと存在してる、って思ったものです。
あったりまえ・・・なのはわかってますよ〜^ロ^;
ただ、こういうあたりまえのことを改めて思い出させてくれるこの木は、やっぱりすごいと思うのです・・。


登山道をトロッコが走ることも…。
トロッコが運ぶ朽ちた木、これもまた森羅万象…

四字並語(2007/11/23)

前回のひとりごとでも言いましたように、タイトルは四つの漢字で表すことを自らに課しました。勝手にですが・・(^^;)

そんなわけで、今日のタイトルは「四字並語」。
四字並語ってなに??ってことですよねー。
これ、私が造った造語です。

四字熟語縛りにすると自分の首がキューっと縛られかねないので、四つの漢字を並べて意味ある言葉を造ってしまおうかと思いまして。

例えば・・『独身貴族(どくしんきぞく)』になぞらえて『独身家族(どくしんかぞく)』なんて四字並語はどうでしょう?
意味としては、独身だけど家族と住んでいる、いわゆるパラサイトシングルの漢字版・・・・イマイチ?

まだありますよ。
『地図朦朧(ちずもうろう)』。
“この国ってどこにあるんだっけ?南半球?北半球?”みたいな、場所がうろ覚えの国ってありませんか?(アナウンサーはあっちゃダメですが・・(^^;))そんな時に使うのです。『魑魅魍魎(ちみもうりょう)』の響きを変換させてみました。イマニ・・?


むずかしいなぁ

「朝令暮改」にならないようナイスな四字並語を造っていきます(^^;)
・・っていうか、ちゃんと四字熟語のタイトル考えます。

小野優子(2007/11/22)

頼まれてもいないのに、少し前からひとりごとのタイトルにある縛りを設けました。お気づきでしたか。・・最近、四字熟語タイトルに限定しているのです(^^)
でもあっという間にネタに詰まり、今日はただ漢字を4つ並べただけのタイトル。しかも、それはあなたの名前でしょって??
はい、正解・・。

でも四字熟語が思いつかなくたって、四つの漢字でタイトルを作り続けてやろうと思っています。
いつまで続くことやら・・^^;


なんとかなるよっ

玉雪開花(2007/11/17)

今シーズン初の本格的な雪が舞いました。
ふわふわ、ふわふわ、と軽くて大きい雪がいっぱい天から降ってきました。
隣で新人の大野恵ちゃんが子供みたいにはしゃいでいます。本州出身の彼女にとっては、雪はやっぱり特別なもの・・。
私にとっては三十数回見ているし特段驚くものでもないけれど、彼女につられて外に目を向けてみたら、こんな景色が飛び込んできました。

オンコの木に、白く可憐な花を咲かせています。
あっという間に散ってしまう花だから、しばらく仕事の手を休めて愛でました。ふんわり枝に着地した白くてふわふわの花たちを・・。

日々好日(2007/11/9)

小さな子供を持つ友人とはなかなか会うチャンスを作れないものですが、ここなら大丈夫ということで、某デパートの屋上でそんな友人たちと久しぶりに会いました。


子供達の大好きな空間

初めて訪れる場所。子供のいない私にとって、そこはとても新鮮な空間。自分の生活圏って人それぞれにあると思うんですが、その限られた(と思い込んでいる)範囲には実はたくさんの扉があって、そこを開けば空間は無限に広がっているのかもな〜って思いました。自分の生活圏に新しい空間を見つけた私は、友人たちと別れたあとも普段の街並みがどこか違うものに見えて、まるでパラレルワールドに迷い込んだ気分。そのパラレルワールドは自分がいつも感じている世界より、全体がポッとあたたかいものでした。

通勤ラッシュの車がふかすエンジン音、
目覚まし時計の秒針が刻むビート、
シャツに袖を通した時の衣擦れ音、
そして、髪に吹きかけるヘアスプレーのリズム。
ミュージカル映画は世の中の音をたくみに拾います。雑音とレッテルを貼られた音にさえ命を吹き込む。だから、どんな音も映画の中ではイキイキする。
社会を風刺した物語もミュージカル映画のリズミカルな展開によって、ココロにすんなりと入ってきます。ミュージカル映画のもつチカラって計り知れない・・と、「ヘアスプレー」を観て思いました。

世の中が不安定になると、せめて映画くらいは明るく・・と思うのか、ミュージカル映画がヒットするって言われるけど、この関係に因果関係はありませんようにと願いながら劇場を後にしました。

キタラで行われたヘイリーのコンサートに行ってきました。

こういうコンサートのとき、みなさんはどこを見ますか?
ヘイリーはとってもチャーミングなので、彼女の姿を見ながら美声を聴くのもいいのでしょうが、私はキタラ大ホールの高い高い天井を見ながら聴いていました。その時々で、大海原が、大草原が、満天の星空がそこに見える気がして・・。スピリチュアルな人がよく言う“映像がみえる”ってこういう感覚を言うのかなぁ?視点を、上に、遠くに見据えると、おでこの裏側あたりにふわ〜っと映像が浮かんでくる感じ。まぁ、黒目がちょっと上に行き過ぎて、かなりマヌケ面になること必至ですが・・(^^;)でも、家でCDを聴くのより数段ダイナミックな映像を楽しめちゃうのがコンサートのいいところ。

以上、心の針が振れた日々のあれやこれでした。

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小野優子