vol.2 「どうでしょう農園」は今!?2005年10月3日(月)晴れ
札幌市内某所―。
家庭菜園を楽しむための畑、本格的な自給自足に挑む畑。
そんな畑の中にひっそりと、しかししっかりと存在している“農園”がありました。
そう、おなじみ「どうでしょう農園」です。
「おい、パイ食わねぇか?」「おまえのパイ生地 菊練りしてやろうか」「ナスて」などの名セリフで人気の企画「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」に登場するどうでしょう農園。実は99年の放送後は、HTBの関係者でさえも「もう、なくなっちゃったんでしょ?」と、その存在を忘れておりました。
しかし、「どうでしょう農園」は今も確かに存在していたのです!
土井P(当時)のお父上が毎年、毎年、手塩にかけて野菜を作り続け、実りの良かった年にはスイカやかぼちゃなどを大泉さんや藤村Dに召し上がって頂いたのだとか。
そこで、先日、どうでしょう農園を視察してきたという土井Pにお話を伺いました。
―今年は一体どんな野菜が収穫されるんでしょうか?
「この間行った時にはスイカはもう1個しか残っていませんでした…これは配れませんねぇ。あとはジャガイモとかカボチャとか、その他いろいろあります。どれもそれほど数はありませんが、できる限りたくさんのみなさんにお配りできれば良いですねぇ」
―「どうでしょう農園」という手書きの看板もいい味出してますね。
「今回の祭のために、ビジービーさんに書いてもらいました。なかなかいいでしょう。祭会場にはこの他、ミスターや大泉さんが農園を開墾する時に実際に使った道具なども持って行きますよ。…もう壊れてるんですけどね」
期間中毎日、先着順に配布されるという野菜を片手に、壊れたふるいの前で記念写真!なんていう楽しみ方も良いですね。
でも、家族には不思議がられるかもしれません。
「藤子(仮名)、あなた“祭”に行くって言ってなかった…?そのジャガイモはどこで…?」 |