神州家の世継ぎ・桜姫。数奇な運命に翻弄される宿命の少女。 幼い頃に母を亡くすが、母は死の床に幼い桜姫を呼び、桜姫が神州の国に豊かな実りをもたらす者である反面、大きな禍もまたもたらす宿命を背負った身であることを告げる。 国に不幸が訪れるのは桜姫が十六歳になる日。宿命を知らされた幼い桜姫はそれから夜毎神州家の氏神が祭られる白龍神社へ詣でる。そして一心に救い主が現れてくれることを願う。