 |
5月14日(金) 遠藤雅也
視聴率。私たちにとっては、いわば通信簿のようなものですが、最近はすっかり市民権を得て、テレビ業界以外の人にも浸透しています。今日の企画は、この視聴率から道産子の気質を私なりに探る、というものでした。では、見ていきましょう。まず、道産子はゴミが好きです。HTBで放送中の「いきなり!黄金伝説。」は、ゴミ屋敷企画になると、札幌圏の視聴率が関東圏のそれを大きく上回る事が多くなります。ビデオリサーチの調べだと、2003年のゴミ屋敷スペシャルは関東16.1パーセントに対して札幌21.3パーセントなど、違いは明確です。また、「大改造!!劇的ビフォーアフター」は、全国的にみても札幌が総じて高い数字になっています。ということは、道産子はゴミを含めて他人の生活に興味があるのかもしれません。次に、これはよく言われることですが、やっぱり道産子は流行に敏感でした。東京で社会現象となるようなドラマは、札幌では既に大きなムーブメントになっている事が多いようです。フジテレビの「Dr.コトー診療所」「白い巨塔」などは、関東より5パーセント前後高くなっています。ただ物事には例外が付き物で、TBSの「ビューティフルライフ」は、札幌が関東を下回っています。ん?じゃあ、私的な結論は「道産子は病院は好きだが、美容院はイマイチ・・・」ってこと?ははははははははは。駄洒落かよ!あと、「スーパーモーニング」や「サンデープロジェクト」が、関東よりも好調なことから、道産子は議論も好き、議論しているのを見るのが好き、社会に関心がある、ということが言えるかもしれません。まあ、視聴率からはまだまだ多くのことが見えてきますが、今回はこのへんで。続きは、またいつか。 |