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5月21日(金) 遠藤雅也
方向感覚が良くないです。いや、悪いです。地下から地上に出ると、方角を間違えます。ビルから出ると、右に行くのか左に行くのか迷います。碁盤の目になっている札幌でも、カーブがあると自分がどこに向かっているのかわからなくなります。なのに、「○○はこっちだ!」て決め付けては「あら?」となります。ですから、知らない土地での運転は、自分の感覚を信じません。同乗者の勘に従います。情けない。周囲には「私も方向オンチなんですう」という人も大勢いますが、私よりひどい人は少ないようです。あーあ、方位磁石でも首からぶらさげますか。
北海道でただ一人という、空間認識について研究している先生によりますと、「方向感覚の優れている人は、目印の記憶と東西南北を無意識のうちにミックスさせていて、地図をイメージして方向を決めている」のに対して、方向オンチの人は「地図をイメージできず、どこそこを右に曲がって郵便局を左折する、という具合に道順でのみ覚えている」そうです。この道順記憶型では、仮に目印を発見できなかった場合、「あら?あれ?どこ曲がるんだっけ?」なんてパニックを起こすためよけいに迷うらしいのです。そうです、そのとおりです。そうだったのか。じゃあ、どうしたら地図をイメージして、方向感覚を良くできるのでしょう。特効薬はないが、近所の道でも冷蔵庫の中でもなんでもいいので、頭の中で映像を思い浮かべるトレーニングを繰り返すことでも効果は期待できるそうです。うーん、なんか大変そうだなあ。よし、わかりました。私の結論は「人に聞け!自分を信じるな」です。これじゃあ、なんの進歩もないじゃないかあ! |