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11月4日(木) 安藤こず恵
私が20歳位の頃、アロマセラピーが大流行しました。今はもう定番となりましたが、「アロマセラピーコーナー」が雑貨店などに出来始めたのもちょうどその頃です。昔から流行りものが大好きだった私は、そのオシャレな世界にすぐに飛びつきました。夜な夜な部屋の明かりを消してはキャンドルに火を点け、ぐっすり眠ることができる「イランイラン」や、元気が出る「オレンジ」の香りでアロマの世界を満喫していました。何がどのようにして効果があるのかは全くわかりませんが、私にとっては、香りに包まれることで満足感が生まれる不思議な薬のようなものです。そのアロマセラピーが、最近、医療の現場で「薬」として使われるようになってきたらしいのです。「メディカルアロマセラピー」と言って、香りの持つ薬効成分で、更年期障害やアトピー性の皮膚炎、インフルエンザなどの症状を緩和するものです。病院からの依頼を受けたアロマセラピーインストラクターが、患者さんにあったエッセンシャルオイルを使ってマッサージをする、それが治療なんですって!!いい香りに包まれて、気持ちよく病気を治すことができるなんて、注射をするよりも百万倍いいですよね。そもそもフランスやベルギーなどでは、すでに治療法として確立しているらしいので、日本でも色々な病院に取り入れられると、病院好きな人が増えるかもしれませんね。アロマセラピーインストラクターの栗林容子さんによりますと、家庭でも「メディカルアロマ」を実践できるそうですよ。これからの季節の風邪の予防には「ティートリー」。マスクに2〜3滴垂らしたり、歯ブラシに付けて歯を磨くと効果があるそうです。ぜひ、試してみてください! |