番組大福帳

１１月１８日（木）　安藤こず恵

　「あ～、めまいがする・・・」母が口癖のように言うセリフです。暑さと人ごみが苦手な母は、出掛けるたびに「めまい」に苦しんでいます。「めまい」がどんなものなのか分からなかった子供の頃は、「本当は出掛けるのが面倒なだけなんじゃないの？」と、プンプン怒ったりしたこともありました。自分で「めまい」を経験してからは、あの時は悪いことをしたな～と思うようになりましたけれど。それにしても、「めまい」って、イヤですね。病気ではないかと不安になってしまいます。「元気いちばん」のコーナーでおなじみ、上出脳神経外科クリニックの上出先生によりますと、「めまい」が起こる原因はたくさんあるんですって。ストレス・睡眠不足・体調不良・アルコールやタバコ・急に立ち上がる・大きな音・人ごみの中・低気圧の接近などなど。そして、これらが原因で起こる「めまい」は健康な人にもあるもので、それほど心配ないそうなんです。寝不足の時に起こる私の「めまい」は、心配なかったんだ・・・。ホッとしました！ただ、注意しなければならない「めまい」もあります。それは「めまい」とともにこんな症状があった時です。物が二重に見える・顔面や体にしびれがある・手先が上手く動かせない・両足の脱力感・バランス感覚がなくなる・意識が遠のく感じがする。これらの場合には、小脳・脳幹梗塞の恐れがあるそうです。心配な方は、脳神経外科を訪ねてみるのもいいかもしれません。と、そんな話をしているうちに、母が心配になってきました。電話でもしてみようかな・・・。

１１月１７日（水）　遠藤雅也

　生まれて初めて、金に触れてしまいました。もちろんカネではありません。キンです。これまで金箔や１８金には数多くお目にかかっていますが、あれほどボリュームのある金は初めてでした。私が手にしたのは、１kg約１６０万円の金。金は金属の中で最も比重が重いせいか、とても１kgとは思えないほどの重量感がありました。あの大きさ（５cm×１０cmぐらい？）で１kgもあるなんて・・・。驚きました。ズシリ、という言葉では足りないな。ズドン、かな？しかも、光沢もスゴくて、ピカピカピカピカまあ大変なものでした。あれほどの金にお目にかかることは、もうないかも・・・。で、なんで金かというと、「最近は金を購入する世代が若返っている？」というテーマで取材をしたからなのです。ま、金は、株などと違って紙切れになることはありません。「有事には金」と言われますから、なんとなく気持ちはわかります。が、私には金を買う資金も余裕も無い。あくまでも相場ですから値下がりするケースもあるということを踏まえて考えましょう。
　安藤こず恵に質問を受けました。「純金って、２４金よりスゴイんですか？」いつでもどこでも、あくまでも呑気な人のようです。しっかし、「スゴイ」ってのも呑気なボキャブラリーだな。

１１月１６日（火）　安藤こず恵

　今朝から、足の筋が痛いんです。出社前、大きなゴミ袋を片手にゴミステーションまで猛ダッシュしたところ、三歩目あたりで右足がズルッ滑ってしまいまして・・・。転倒しなかったのが、せめてもの救いなんですけどね。もしもこれが車での出来事だったら、と考えるとゾッ～っとします。まだタイヤ交換を済ませていない方は、早めに、というかすぐに交換してくださいね。朝晩はかなり危険です！
　さて、今朝ゴミステーションに出したゴミの中には、私の個人情報が満載でした。先日、去年から溜め込んでいた手紙やクレジットの請求書などを整理したんです。日頃から少しずつ整理整頓を心掛ければいいのですが、性格上なかなか難しくて・・・。それで、住所が書かれた封筒などを大量に捨てなければならなくなったのです。最近は、個人情報を悪用した犯罪が増えていますから、そのまま捨てるのは少し不安。そこで私はどうしたのかというと、ビリビリと破りました。最も古典的な方法です。それでは不安が拭えないので、さらに生ゴミに混ぜてみました。情報が漏れないという点では効果的ですが、ニオイがちょっと・・・。今朝の新聞記事に「個人情報の上手な捨て方」という記事が出ていました。住所や名前などは、油性のペンで表と裏の両方から塗りつぶして細かく切ったり、少しずつ分けて別の日に捨てるのが効果的だとか。このご時世、面倒だなんて言っていられませんよね。なんだか寂しい気はしますけど・・・。

１１月１５日（月）　遠藤雅也

　毎週月曜日に番組がお世話になっているのは、タロット占いのJ・H・マイヤーさんです。番組をご覧になった方はおわかりでしょうが、マイヤーさんは父親がドイツ人ですから極めて彫りの深い容貌ではありますが、話せるのは日本語だけという女性です。で、このマイヤーさんの占いが当たること、当たること・・・。私はそもそも占いにはあまり興味もないし、あまり信じてもいませんでした。しかも、タロットでしょ・・・そんなもん、カードをめくる度に違った結果になるんでしょ？アテにならんべさ、なんて思ってました。が、「プロ野球の日本シリーズは、西武が長い戦いの末に中日を破る」だの「アメリカ大統領選挙はブッシュ再選だ」なんて当てられると、「ムムムッ」となりますなあ。まあ、どちらも二者択一ではありますけれど、ズバリは凄い。で、私のことも占っていただきました。むはははははははははははははははははははははははははははは。ホッとしました。つーか、この表現方法は筒井康隆先生のパクリじゃないか！オリジナリティにこだわりなさい。はい、わかりました。
　今朝は、一野球ファンとしてちょいと心配な清原選手の今後を占っていただきました。結果。「来年は暖かい所でプレーしている。と言っても、大阪や名古屋ほど南ではない」とのこと。ということは、巨人残留？あるいは、横浜、西武、ロッテ・・・。さて、どうなりますか。

１１月１２日（金）　中添眞（報道デスク）

　ブッシュさんが再選を果たしてすでに10日。他の国の大統領選挙とは言え、世界の安全保障はもとより、石油価格、牛肉の輸入など、私たちの暮らしに直結する国のリーダーです。特にブッシュ政権は、「やられる前にやれ。善か悪か」で、世界を割ってきただけに、どこの国も大変な関心を払っていました。一票を投じる権利はないもの、私自身も選挙に参加をした気分でした。
　世の中の動きは速いだけに、一週間も経てばわが国ではすっかり旧聞ですが、アメリカではまだまだ世の中を割った余韻が後を引いているようです。細かいニュースで、悩めるアメリカの動きが聞こえてきます。今週ロサンゼルスで、女性を人質にとって暴れた男がいました。この男は警官の銃に倒れて、人質は無事でしたが、倒れた男の首には，ブッシュ再選を非難するプラカードがかかっていました。民主党のケリーさんが票を抑えた州では「アメリカを捨ててカナダへ移住するか」というぼやきが、あちらこちらで聞こえる、との記事が載っていました。この先４年間を「ブッシュさんに託すのはいやだ」と考えているアメリカ市民の苛立ちが手に取れます。
　すでに４年後の大統領選をめざしての水面下の動きも始まっているようです。民主党は、クリントン前大統領の妻、ヒラリーさんの名前が大きな期待をもってあがっています。私の大好きな作家にイギリスの保守党議員でもあったジェフリー・アーチャーがいます。彼の小説にポーランドからやって来た貧しい移民の子供が、富豪となり、その娘がアメリカで初の女性大統領に就任する物語がありました。自由世界での、まさにアメリカンドリームです。実際のアメリカンドリームは、カオスの中にあります。

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