番組大福帳

２月２２日（火）　安藤こず恵

　世のお父さん、本当に毎日お疲れさまです！！今の私は、全国のお父さんを労わりたい気持ちでいっぱいです。お父さんは、とても、とても苦労しているのですね・・・。総務省統計局の家計調査によりますと、お父さんの小遣いはバブル崩壊から年々下がってきております。1992年には平均で年間約34万円でしたが、どんどんどんどん下落していき、昨年は17万518円。ということは、一ヶ月14,209円、一日にすると474円です！！おにぎり二つとお茶を買ったらそれでおしまい。朝の缶コーヒーを飲んでしまったなら、お昼ご飯はおにぎり一つで我慢我慢。かわいい妻や子供のために・・・。そんな慎ましいお父さんの姿が目に浮かびます。我が家でも、夫の給料は私が全額預かり、その中から小遣いを渡しています。お金が足りない・・・と毎月ブツブツ言っていますが、それでも昼食代を節約したりしてやりくりしているようです。一方の妻（私）はというと、ここだけの話、割と優雅なランチタイムを過ごしていたりします。時々、主婦友達とランチを兼ねてホームパーティーを開くのですが、なかなか豪華なものです。オードブルに寿司にビールにおつまみ付きで、会費は一人約2000円！「こんなに豪華なランチなんて旦那様に怒られないの？」と友人に聞いたところ、無邪気な笑顔で「秘密に決まってるじゃん！」と・・・。はい、もちろん我が家でも秘密です。このＨＰを夫が見ないことを祈りつつ、頑張れ！全国のお父さん！！

２月２１日（月）　中添眞（報道デスク）

　多言無用で、普段聞くことのない珍しい「名前」を取り上げたことがありましたが、実は中添もあまりない名前です。店頭で売っている印鑑に私の名前を発見したことはありません。これまでの調べでは、四国、九州、東北の秋田にそれぞれ中添という家名があったようです。我が家のルーツは四国、香川県です。かつて「添」と言う名前がついた坂があり「先祖はその中腹付近に住んでいた」というものです。地名ルーツ説を裏付けるように、中添と言う地名は宮城県、愛知県など、四国以外にも見ることが出来ます。今も四国、高松近くの山間に、中添家の総本山とも言うべき本家があります。周りは山に囲まれていて、果たしてどの坂が「添」と呼ばれていたのかは知れませんが、山を越えたすぐ近くには高松空港があり、飛行機の音が意外な大きさで漏れてきます。名前をもらった頃の先祖達は、こんな山中に恐るべき速さで飛ぶ乗り物が飛んでくるとは思わなかったことでしょう。
　もう一つ「中添」は日本酒になじみの言葉です。麹に米を加えて発酵させる過程に「初添、中添、留添」があります。こちらの「中添」も日本酒の歴史とともに、かなり古くからの名称のようです。
　遠藤商店をご覧の方から、私も中添です。と御便りをもらったことがあります。間違いなく繋がっている方です。因みに東京２３区の電話帖には中添の名前は一軒もありません。

２月１８日（金）　遠藤雅也

　かつて小さい車に乗っていました。大きい車を操る自信がないから、という面はありましたが、あの小さい車が殊のほか愛らしく思えたのです。Mr.ビーンと同じ車です。一目惚れでした。正面から見た表情はカエルのようで、横から見たボディは運転空間とノーズのバランスが絶妙でした。私自身初めて買った車で、９年半乗りました。その間、何回故障したことか。走行中に電気系統がすべてダメになったものだから、窓を開けて腕を出し、目いっぱい曲げたり延ばしたりしてウィンカーの代わりにしました。峠を越える途中でオーバーヒート寸前、１合登っては１時間休み・・・で、結局、峠越えだけで半日費やしました。クーラーが壊れたら、窓全開に扇子でした。扇子は常備していました。朝ドアを開けると、時々見たことのないボルトが転がっています、どこがはずれたの？突然フェンダーミラーが落ちました。バックでしか走れなくなりました。修理だけでいくら使ったことか。それでも、好きでした。「いやあ、オンボロのポンコツで、乗り心地も悪いし、金食い虫で・・・。」他人にそう語りながらも、不思議なことに、ある種の幸福感を伴っていました。
　猛吹雪の夜、自分の不注意で自損事故を起こしました。幸い人間にケガはありませんでしたが、車は再起不能となりました。車が私をかばったのか・・・まさか、ね。車との別れの時は、自分のミスを責めるばかり。今も苦い想いと悔いが残ります。５年前の、ちょうど今頃の出来事でした。

２月１７日（木）　安藤こず恵

　自分で言うのもなんですが、私、料理には自信があります。これを人に話すと、みんな同じ反応です。顔をしかめて「エッ～！？」と。私、そんなに料理が出来なさそうに見えますか？？両親が共働きだったこともあり、料理歴は二十年以上になるでしょうか。そんな私が中学生の頃から得意としているのは、あっさり味の「トマトパスタ」。加工品は使わず、体に良い生のトマトをたっぷり使うのがこだわりです。トマトの栄養分で代表的なのは「リコペン（リコピン）」。抗酸化作用があり、動脈硬化の予防や老化防止に効果があるといわれています。しかし最近、さらに注目されている栄養分があることをご存知ですか？それは「ギャバ」です。アミノ酸の一種で、別名「脳のアミノ酸」とか「血圧降下アミノ酸」とも呼ばれています。トマトには、これが非常に多く含まれているらしいのです。発芽玄米に多く含まれていると話題になったことがありますが、食べやすさで考えるとトマトの方が断然上。一日一個食べるだけで、十分な量が摂れるそうです。さらに、天使大学の荒川教授によりますと、生のトマト以外にもトマトジュースやトマトピューレ、トマトケチャップなどでも「ギャバ」を摂取できるそうですよ！「ギャバ」はトマトが熟するほど増えるので、熟したトマトを使う加工食品には多くの「ギャバ」が含まれているそうなのです！生のトマトが高いので、給料日前は「トマトパスタ」を封印していた私ですが、これからは缶詰のホールトマトを使う事にします！！

２月１６日（水）　遠藤雅也

　あらためて思うに、秘密の多い生活だなあと…。ま、「わしゃ、秘密なんかないど」という人は極めて少ないとは思いますが、それにしても私の秘密は多いのではないかしらん、他人と比べた事ないから想像ですけど。大から小までいろいろあるなあ、決して平坦な人生ではなかったし。オッチョコチョイで慎重ではない性格のせいもあるし。あ、そうそう、非合法の秘密はありませんから、念のため。もし秘密のすべてをブチまけたなら、恥ずかしさのあまり、アナウンサーという立場から逃げ出すのは確かでしょうな。どんな秘密？実は、○○のときに○○していました。××は××です。ホントは△△と△△なのです。ありえないことに、▲▲に▲▲しました…いやあ、たまらん。考えるだけで、超たまらん。お好きな言葉をあてはめて、ご自由にご想像ください。
　社会心理学の先生に話を伺ったところ、「秘密を隠す行為は大きなストレスを生じる。身体の不調につながりやすいという実験結果もある。」とのことでした。そうか、常に体調がすぐれないのはコレかも。「いや、酒の飲みすぎでしょう」（安藤こず恵談）。とにかく、秘密の暴露はストレスからの逃避であるが故、秘密は人づてに広がるという面は否定できないのでしょう。人の口に戸は立たぬ、とは至言です。だからといって、私の秘密は隠し通さねばならないなあ。だって、○○が××で、△△だなんて言えな…もうイイ！ちゅうの。

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