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3月8日(火) 安藤こず恵
昨日は、まさに「春」でしたね。暖かいだけで幸せを感じられるなんて、春って本当にいい季節です。昨日のような暖かさが続いてくれると、大きな雪の山もあっという間に解けてくれるはずなのですが、今日はまた雪。思わずため息が出てしまいます。ため息がでるのは、市民だけではないでしょう。除雪費が底をついてしまった札幌市。先日、二度目の補正予算が申請されました。赤字の市にとって、この大雪は痛〜い出費。当初の予算から再補正まで、合わせて130億円を超えるっていうんですから!額が大きすぎてあまりピンときませんが、除雪って、もの凄くお金がかかるらしいのです。札幌市全域、約5100kmを一回除雪するには、なんと1億2千万円かかるんですって!排雪も行うとなると、さらに30億円かかるそうです。これでも額が大きすぎるので、もっと小さい額で考えてみましょう。例えば、家の前に出来た3mの雪山を排雪してもらってかかるお金は、一回で10万円だそうです!!雪山一つで、こんなにお金がかかってしまうのです。雪の多いこの冬、除雪の行き届いていない道路もたくさんあります。二車線のはずの道路が0.8車線になっている・・・なんてザラですものね。それでも、除雪にはこんなにお金がかかるとわかったら、文句ばかりも言っていられません。私たちは、昨日のような暖かい日が毎日続くことを夢見ながら、ひたすら我慢しましょう。そう遠くないはずですから・・・。 |