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4月20日(水) 安藤こず恵
「ウォーキングをすると、世界が変わるよ」と、彼女は言いました。
彼女とは、短大時代の同級生。臨月を迎えて体重が10kg以上も増えたと聞いていたので、フゥフゥ言いながら歩く姿を勝手に想像していたのですが、彼女の家を訪ねてみると、意外にも軽やかな足取りで階段を駆け下りてくるではありませんか。その元気の秘訣は「ウォーキング」だそうです。出産に向けての体力作りのために始めたウォーキングも今では趣味となり、毎日欠かしていないのだとか。「ゆっくり歩くと、発見がたくさんあって驚くよ」と彼女は笑います。さらに、私を上から下まで見た後に「こず恵もやったほうがよさそう」と…。夏に向けてのダイエットをなかなか実践できないでいた私も、その言葉で一念発起。まるで初夏のような陽気だった昨日、会社からの帰り道に駅三つ分を歩くことにしました。ゆっくり外を歩くのは久しぶりのこと。芽を出し始めた草花や、公園を散歩する親子に元気をもらいながら歩を進め、30分くらいで目標の駅に到着しました。そこで私は、間違いを犯してしまいました。このまま自宅まで歩いてしまおうかと、そのまま歩き続けたのです。40分ほど歩くと、足が痛くなってきました。(昨日、私は5cmヒールのパンプスを履いていたのです!)どこかで休憩をと周りを見回してみたところ、目に飛び込んだのはハンバーガーショップ。飲み物だけにしようと思っていましたが、誘惑に負けて、ハンバーガーとポテトをお腹一杯食べてしまったのでした。いつもの風景をゆっくり眺めるウォーキングの楽しさや「世界が変わる」という意味はわかった気がしますが、これじゃダイエットになりません…。 |