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5月10日(火) 遠藤雅也
第一生命保険が「サラリーマン川柳」の人気投票結果を発表しました。11万もの票が寄せられたということで、世間の注目度の高さを感じます。毎年恒例ですが、毎年感心させられます。私もサラリーマンになって18年目、悲哀もわかるようになりました。が、「サラ川」の真髄は、悲哀を、力なく・弱々しく・自虐的に笑うところにあるなあと、シミジミしちゃう。で、今年のベスト10を見ると、仕事より夫婦の情景が多いようです。私にはよくわからない世界ですが、「ケンカして わかった妻の 記憶力 / 機関銃」には、いたく共感しました。そうか、私だけじゃなかったんだ。だって、「6年前、あなたと初めて居酒屋に行ったとき、あなたは緑のシャツを着てグリーンアスパラをかじりながら、○○○って言ったじゃない!なのに、ナニよ、どうして今さら×××なんてことが言えるのよ!!」なんて日常的に女性の口から出ますもんね。それに対しては、「いや、なに、えー、気持ちが変わったという訳ではないんだが、なんと言おうか、まあ、微妙なニュアンスが、ね、ムニャムニャ・・・」ぐらいしか言い返せないのですよ。全然言い返しになってませんね、ケンカではいつも完敗です、ハイ。だから、いつも謝ってばかりで・・・。 なぜ女性はあんなに記憶力がいいのでしょう?安藤こず恵は「イヤなことは、絶対に忘れない。忘れないから口から出る。」と言いますが、ウーム。私たち男は、その場をごまかすウソ(みたいなもの)をついてしまうことがあります。よね?ウソに突っ込まれて、さらにウソをつくこともあります。よね?だから、女性の怒りに火を注ぐんですよね。わかっちゃいるんですが・・・。 |