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5月17日(火) 遠藤雅也
「配膳の基本」という言葉が妙に新鮮でした。新聞によりますと・・・懐かしいな、このセリフ。ウィークエンダーだな・・・既婚女性の8割が「配膳の基本」ができていないそうです。基本とは、茶碗は左・汁わんは右・箸は頭を右に・・・といったことですが、つまり、かなりのご家庭で、この基本がおざなりになっているということですな。食卓に限らず、日本文化の様式・形式はどんどん消え行くばかりなのでしょうか。かくいう私は、親が口うるさかったせいか、子供のころは基本的習慣ができていましたが、一人暮らしをはじめてからは、もうグチャグチャですね。配膳の基本どころか、立てひざで食べるわ、本読みながら食べるわ、歩きながら食べるわ、もう親が見たら卒倒しそうです。あ、極めてせっかちな性格なので、最後の一口を口に入れたら、間髪入れずに流しに立ったり。つまり、モグモグしながら皿洗いですよ。まだあった。食事と関係ないのですが、帰宅してマンションのエレベーターに乗った途端に、靴紐をほどいたり、シャツのボタンを外したり・・・なんなんでしょう。
新聞記事はまだ続きます。食卓にパソコンや電気コードが置かれたままという家庭が27%ですって。つーか、こんなのまだイイじゃん。わが遠藤家は、茶碗の横にはつめ切りが、箸の先には灰皿だ。皿の下にはメモ用紙、あら?こんなところに風邪薬が・・・つまり、荷物置き場となっているテーブルの上をチョイと片付けて、かろうじて食器を置いている訳でして。なんなんでしょう、もう大人なのに。 |