 |
5月24日(火) 遠藤雅也
そろそろカヌーを引っ張り出そうかなと。ええ、マイ・カヌーです。エヘヘ。賃貸暮らしの身ですから、金属パイプと強化ビニールの組み立て式ボートですが。私の場合、急流を下ったり長距離を漕いだりは、一切しません。ただひたすらに穏やかな湖面を静かに浮いているのが好きなのです。で、釣れないのがわかっているのにフライを投げる。ここ、奥ゆかしくてイイですね、「釣れないのがわかっているのに・・・」なんと謙虚な釣り人でしょう・・・つーか、ホントに釣れないんだな、コレが。しかも、フライを投げる一方で、エサを付けたサオも垂らしておく・・・それでも、釣れないんだな。ああ、そうさ、ヘタなのさ、それがアタシなのさ。とはいえ、水面に浮かんだ瞬間の「無重力感」や、ただ漂うだけの「浮草気分」は、爽快の極致です。湖面を漂いながら、水を飲む、煙草を吸う、おにぎりを食べる・・・どれも、普段の7割増の美味さですな。あと、大型遊覧船のつくる引き波にもまれるのも、スリリングで好き。
支笏湖もいいけど、来月あたり、阿寒湖まで遠征しようかな。モンカゲロウもハッチしているといいな・・・が、心配がひとつ。マイ・カヌーにカビ生えてないよね?「冬のメンテナンスが大事です。できれば、広げて丁寧に掃除して・・・」って、店から言われていたのだけれど、そこは稀代の無精者。広げて掃除などする訳がありません。泥が付いたまま、折り畳んで物置に転がしっぱなし。見てもいません。だって面倒なんだもん。でも、カビは嫌。生えてないよね? |