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6月7日(火) 遠藤雅也
道内の中学校の給食時間は、実質15分前後だそうです。短くない?ある調査によりますと、準備・後片付けの時間を含めて、7割の中学校の給食時間が30〜39分だそうです。だったら、実際に食べる時間は15分程度になりますなあ。しかも、「時間がない」から食べ残しも多く出ますし、早食いにもなるでしょうし、体に悪いし・・・なにもいいことありませんな。将来、ラーメンを2分・定食を5分で食べる私のような大人になっちゃいますよ(5月31日の大福帳参照)。デートで食事しても、私ばかり食べ終えて、すんげえ手持ち無沙汰なんだぞ。暇だからしゃべっていると、「食べてるのに、うるさい!」って怒られるんだぞ。それはともかく、学校側から見れば、時間割などの諸々の事情で苦心の末の給食時間なのでしょうが、いかにも短く感じます。私の記憶では、50分くらいはあったかなあ・・・。「ゆとり給食」にならないもんですかねえ。給食時間は楽しいものでした。おしゃべりはもちろん、牛乳飲んでいる人間を笑わせて噴出させたり、ね。またこれが、床に飛び散った牛乳を拭くと、雑巾が臭くて臭くて・・・粗末にしてゴメンなさい、もうしません。
管理教育が進んでいたといわれる千葉県。担任だったある先生は、給食中のおしゃべりを一切禁止しました。1年間ずーっとです。それはそれは、堅苦しく味気ない時間でした。シーンとした空間に、食器が触れ合う音が響くばかり。たとえ給食といえども楽しい食事の時間です。食べる時間の長さも含めて、なにかとゆとりや潤いがなくては。 |