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6月14日(火) 遠藤雅也
そろそろ「サマータイム」が話題になる季節ですねえ。初開催の昨年に比べて、参加する自治体・企業の数もかなり増えそうです。確かに今の札幌は午前3時には空が白んできます。一見、サマータイムは理にかなっているようでもありますが、私自身は実は、あまりピンとこないのですよ。出発点は「省エネ効果」かもしれませんが、最近は「経済効果」に重点が移っているように感じますし・・・そもそも、省エネも経済効果も、眉に唾したい気持ちはあります。だって、さほど冷房を使わない北海道で省エネ効果?別に1日24時間が増える訳もなく、人間の活動時間自体が増える訳もないのに経済効果?なのです。1時間早起きするということは、1時間早く寝るということです。ん?じゃあ、ただでさえ早起きの私は、もっと早起き?1時間早起きするなら、1時半起床じゃないか。じゃあ、就寝も1時間早めて5時じゃないか。数字だけ見てると、なんか典型的な夜型人間みたいだなあ。だけど、17時就寝25時半起床ですからね。今だって夕方明るくてなかなか寝付けないのに、17時に眠れますか?酒が増えるだけ。困る・・・まあ、個人的な理由はさておき。例えば、コンピューターの時刻修正、公共交通機関の運用、体内時計の変調、労働時間の増加懸念などなど、心配な要素もあるでしょう。客観的なデータを様々な角度から集めて分析する必要があるのは確かでしょう。 |