番組大福帳
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山田佳晴(報道デスク)
8月1日(月) 山田佳晴(報道デスク)
 メディアは、わかりやすい構図でものごとを伝えようとする傾向にあります。「善vs悪」といった構図はとくに大好きです。構図をわかりやすくするため、ときには現実をデフォルメして伝えることもないとは言えません(自戒をこめて書いてます)。
 情報を受け取る側は、だからこそ「メディアはひとつの断面を伝えているに過ぎないものね。注意しないといかんのよね」という姿勢が必要だと言われます。これを、かっこつけると「メディアリテラシー」と言います。
 「皇帝ペンギン」を見てきました。フランスのドキュメンタリー映画です。ペンギンに少なからぬ好意をもつ人間(単なるペンギン好き)として、その不思議な生態を追い続けた制作スタッフの執念に頭が下がります。ただ、あるシーンでなぜか「メディアリテラシー」という言葉が思い浮かんでしまったのでした。マイナス40度の南極。嵐を乗り越えた親とひなのペンギン集団。そこへ大きな鳥(すいません、鳥の名前にうといもので・・・)がひなたちを狙って舞い降ります。ペンギンはどれも親と子1羽ずつのペアなのですが、パニックで逃げ惑うひなたちは、ある親ペンギンの元に逃げ込み、身を寄せ合います。
ここで描かれるのは「外敵vs獲物」というわかりやすい構図です。しかし、そうしたナレーションとは裏腹に、この親ペンギン、足元のひなたちをくちばしでつついているではありませんか。自分のところに逃げてきた数羽のうち、自分の子供は1羽のみ。つついているのは「他人の子供」だと思いました。「お前たちまで面倒みる責任はこっちにはないよ」と言っているかのようなシーンでした。「自分の子供以外には冷たい親」というイメージが、わかりやすい構図の中に浮かんで見えたのでした。
 この夏休み、親子で楽しめる映画のひとつなのに、ここまで書いてきて皮肉っぽい自分が嫌になってきました。でも、ニュースをはじめとしたメディアの伝え方に、いつも眉にツバを塗って受け止めるくらいで今の時代はちょうどいいんだ、という気もしています。伝える側としての自戒もこめながら。
(もちろん、くちばしでつついていたのは、「あの大きな鳥が行ってしまうまでもっと寄っていなさい」という善意の行為だったかもしれませんけど)
BEN
7月28日(木) BEN
 6/26開催された『サロマ湖100kmウルトラマラソン』に参加してきた。
今回は『100kmワールドカップ2005』も同時開催されたこともあり、国内外から3,000人近いランナーたちがその健脚ぶりを見せつけていた。当日は晴天、気温は少々高め。眩しいほどの朝陽を浴びて朝5時スタート。ランナー達の長い一日が始まった。とはいえトップランナーは6時間20分ほどでゴールするから長い一日とはいえないかも。
 さて、マラソン歴1年足らずの私BEN、100kmマラソンへの挑戦はこれが2度目。今年1月に走ってきた宮古島の100kmマラソンはとても快適に走ることが出来たので、今回は少々欲が出てタイムを狙ってみた。これが裏目に出た。45km手前までは順調だったが、それ以降はふくらはぎや太腿がつりそうになるのと格闘しながら歩を進めることとなった。「んぎゃ.....ほんぎゃ.....」言いながら途中何度も「やめよっかな〜」と思いながらも結局ゴール。完走のメダルを首にかけてもらったとたん、それまでの痛みが消えたような気になるから不思議である。記録は11時間18分30秒。1月の宮古島の時よりも4分ほど速くゴール出来た。とはいえ、天文学的にいうとこの4分など誤差程度の時間なのかもしれないが.....。
 で、世の中には走ることが好きな人たちはいるもので、「北海道を走って1周しよう」と走り始めたハンカクサイ人たちがいる。
どちらの話もhttp://blogs.yahoo.co.jp/miyakobenに詳しく書いてあるので是非ご覧いただきたい。
走れているととても楽しく嬉しくなれる。そんな人たちって結構いるんです。
遠藤雅也
7月28日(木) 遠藤雅也
 今朝の番組で、安藤こず恵さんが「パフェそっくりなものを作る紙粘土」なるものを紹介しました。まあ、それはそれはカラフルなパフェが出来上がりました。型抜きでプリンだのイチゴだのウェハースだの作って、きれいに色付けすれば、愛らしさが増してきます。で、驚いたのは、最近の紙粘土なのですよ。固まってもしなやか!ウェハースは、弾力がありますもん。曲げても折れません。なんか、硬めのマシュマロみたい・・・。しかも、チョー軽い!30年前の紙粘土とは雲泥の差で、重さも10分の1くらいじゃないかなあ・・・。子供がいないので気付きませんでしたが、いつのまにか紙粘土も長足の進歩を遂げていたのですね。四角い新品の紙粘土を持ちましたけど、あまりの軽さにハンペンと間違えそうでしたよ。おでんの鍋に入れときゃ、酔ったトウちゃんなら、「母さん、このハンペン、味ヘンじゃないかあ・・・モグモグ」なんて言いそうです。あと、なめらか。昔の紙粘土は、固まったら繊維がボソボソ出てきてイマイチだったけど、今はそんなのまったくなし。いいなあ、今の子供たちは。少子化で大事にされてるだろうし、生まれる時代を間違えたかなあ。
 昔、紙粘土でパチンコ玉みたいなのを作って、大キライな奴の頭にぶつけましたっけ・・・もう、カチンコチンに固まって重量感たっぷりでしたから、当たったら「コンッ!」て乾いた音がしましてねえ。「イテッ!」なんて涙流してやんの、あはは・・・すいません、もうしません。
安藤こず恵
7月27日(水) 安藤こず恵
 昨日の大福帳、遠藤さんは「土用の丑の日」を話題にしていました。「二日連続はまずいかな…」と思いつつ、今日も「土用の丑の日」について書かせていただきます。
 私は、子供の頃から鰻が大好きです。タレの甘くて香ばしい香りといい、ふっくらした歯ざわりといい、ああ、思い浮かべただけでもヨダレが出てきちゃいます…。ただ、鰻は高い!国産のものだと一尾千円以上もする高価な魚、そう簡単には食べられません。ですから、年に一度「土用の丑の日」だけは、夏バテ防止のためという理由を付けて大好きな鰻を食することができる、大切な日なのです。
 さて、「土用の丑の日」には「鰻+しじみ」が定番になっていますが、なぜこの組み合わせなのか、皆さんご存知ですか?実は、江戸時代には、夏バテを防止する食材といえば「しじみ」が定番だったそうです。逆に、暑い夏には鰻を食べる人は少なかったのだとか。困った鰻屋の店主が、アイディアに富んだ平賀源内に相談したところ「土用の丑の日 鰻の日 食すれば 夏負けすることなし」というキャッチフレーズを作ってくれ、それを機に鰻屋は大繁盛。以来、「土用の丑の日=鰻」が定着したのだそうです。もちろん、栄養面でも抜群の組み合わせ。鰻には、エネルギー作りには欠かせないビタミンB1の他、ビタミンAやDHA、たんぱく質がたっぷり。一方、しじみは、肝臓の働きを助けるビタミンB12、鉄分や必須アミノ酸を豊富に含んでいます。お互いに違った栄養素をたくさん持っているので、この二種類の食材だけで、夏に必要な色々な栄養素を摂取できるのです。まだまだ夏は続きます。明日は鰻としじみを食べて、元気に過ごしましょう!
遠藤雅也
7月26日(火) 遠藤雅也
 明後日は「土用の丑」ですか・・・。この書き出しを読むと、安藤こず恵はビックリするでしょうな、なにせ明日の番組の内容ですから。「どうして私が書こうと思っていたテーマを横取りするんですか!プンプンプン」でしょう。でも、書きます。少年時代に一度だけウナギを釣ったことがあるんですよ。偶然、まぐれです、もちろん。茨城のとある川でした。当時は天然ウナギの価値がわかる訳もなく、ヌルヌルして気持ち悪いから逃がしました・・・・・・あら?話終わっちゃった。でもね、「わしゃ、ウナギとの想い出はテンコ盛りだかんね」なんて人は、そうはいないでしょう。あ、そういえば養鰻場を訪れたことがあります。彼らの池にエサを投げると、ウワッと水面が盛り上がって何千、いや何万もの魚体がエサに向かって突進するのですよ。もう、そこらじゅうウナギだらけで、ウナギの上を水がなくても突撃するウナギの迫力たるや、あれほどの激しい食事風景を見たのは、後にも先にもあれっきりですな。旺盛な食欲・体力を見せる者がエサ取り競争では勝ち、勝つが故に早く太り、早く出荷される・・・なんとも皮肉なものです、と高名な作家が書いていました。
 うーむ、話が苦しくなってきたので、「似ている話」を。アナゴです。姿が似ているだけかよ!これは結構釣りましたね。しかも、また釣りか!で、釣りたてを即サバいて即天ぷらに。いやあ、旨いのなんの!アツアツガツガツフーフーホクホクですわ。ウナギたちの5分の1くらいのスピードで食べましたね。脂も乗っているし・・・丁度今くらいの時期の東京での話。
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