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10月24日(月) 山田佳晴(報道デスク)
腰をやってしまった。およそ10年ぶりのぎっくり腰。
回転寿司の店頭で、すわりながら席があくのを待っていたのだが、名前を呼ばれ、「はい」と立ち上がった瞬間だった。いま思い出しても恥ずかしいが、呼びにきた若い女性店員の前で、まるでエチゼンクラゲのようにへなへなとへたり込んでしまったのだった。
人生初のぎっくり腰はたしか19歳のときである。以来、「ガラスの腰」は、わたしの数ある弱点の中でもワースト3に入るものである。弱点を克服するには腹を鍛えるのがいい、と言われ、数年前まではなんと毎日300回から500回は腹筋運動をするという徹底ぶりだった。当時、腹筋がアパラチア山脈並みだったと言えば言いすぎだろうか(たぶん、言いすぎです)。
うかつだった。
最近は1ヶ月であわせて500回も腹筋運動をすればマシという「ていたらく」だった。人間はやはり腰だ。文字の中に「要」が入っているくらい重要なのだ。早急に「500回腹筋計画」を再開できるようにもって行きたい。
それにしても痛い。いたくて痛くて「あたたたたた」という状態だ。眉間のしわは3倍増しになっている。痛さのため何の生産的な結論もないまま、この稿を終えることをお許しいただきたい。痛。 |