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10月31日(月) 山田佳晴(報道デスク)
各地から初雪の便り。そろそろ自転車も「乗り納め」かなと思う。
この夏、20数年ぶりに自転車を購入したのは、体重の大幅ダウンをもくろんだため。残念ながら目標は達成できなかったが、いい運動にはなった。(運動した分、食べたということか…)
サドルにまたがり、風を感じる。北海道の夏は最高だ、と素直にうれしい瞬間である。
でも、悲しい発見も。
ドライバーのマナーは、何故こうもひどいのだろうか。
歩道のそばで停止している車。その前を自転車で通り過ぎようとしたところ、いきなり車が発進したため、ぶつかってしまった。車を運転していたのは、若い女性ドライバー。左右を確認せずにアクセルを踏みこんだらしい。こちらも「車は止まっているだろう」と思い込んだのが悪いといえば悪いのだけれど。
こればかりではない。
ふつうに青信号で横断歩道を渡るときの恐怖といったら。歩道の途中で右折の車が急発進してくるわ、突っ込んでくるわ。あるときは、右折車の勢いのすごさに圧倒され、自転車を急ブレーキ。横断歩道でボーゼンと立ちつくしたこともあった。信号は青だというのに。札幌だけではない。北海道全体でそうなのかもしれない。車をやめ自転車を乗り始めて、いかに車の運転の荒いひとが多いのかがよくわかった。
交通事故による犠牲者の数が、13年連続ワーストワンの北海道。汚名をそそぐためには、もう少しハンドルをにぎったときの「優しさ」が必要な気がするんですが。
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