 |
5月29日(月) 安藤こず恵
最後に動物園へ行ったのは、確か、高校生の時。お弁当を持ってのグループデートでした。動物を観察したというよりは、男子との会話を楽しんだ思い出しかありません…。異性に興味を持つ年頃ですし、肝心の動物たちは、陰に隠れていたり、だら〜んと眠っていたり…。じっと見ていても、面白くないのです。だからなのでしょうか。もう十年以上、動物園には足を運んでいませんでした。
今や、日本一の観客数を誇る「旭山動物園」。動物本来の姿を見ることが出来るという、工夫を凝らした施設が人気を集めています。ここが話題になってからは、久しぶりに、動物園に行きたいと思いました。生き生きしたクマやライオンなんて、一度も見たことがありませんから。でも、ちょっと遠いなぁとか混んでいるだろうとかで足が向かないまま、約三年が経過。先日、やっと行ってきました!!
感動でした。水の中をスイスイ泳ぐホッキョクグマ。水中がガラス張りになっているものだから、水の中で少し目を細めて泳ぐ表情や、ユラユラ揺れる真っ白な毛並みまで、じっくり見ることが出来ます。ホッキョクグマの毛って、意外と長いんですね。十mほどの高さに架けられた丸太の上を颯爽と歩く、黒ヒョウ。大きな体で危なげなく歩く姿にも驚きですが、細い丸太の上で器用に寝そべったりするのには、思わず拍手してしまいました。大人でも感動の連続なのだから、子供のそれは計り知れないだろう。そう思い、一緒に連れて行った小学二年の姪の声に耳を傾けていると、聞こえてきたのは「マジ、ありえな〜い!」というセリフ。感動してくれたのだろうか…?? |